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昨年末テキサス・レンジャーズに入団した有原航平のメジャー挑戦は、日本のMLBファンにとって、2021年シーズンで新たに加わる楽しみの1つであり、大きなみどころでもある。
レンジャーズと言えば、短縮シーズンとなった昨季はア・リーグ西地区で最下位に沈んだわけだが、球団が再起を図るシーズンに臨むなか、現地記者はメジャー1年目のシーズンを迎える日本人右腕に何を期待しているのだろうか。
『MLB.com』でレンジャーズを担当するT.R.サリバン記者は、先月更新した「レンジャーズのオフシーズンチェック項目」という記事を掲載。
その冒頭で、現在の球団の立ち位置について、「2020年シーズンをアメリカンリーグでワーストの22勝38敗で終えたレンジャーズは、再建モードに入っており、その特徴は核となる若手選手たちに対する球団の全体的なコミットメントに現れている」とした。
また、今冬の補強については、「昨季築いた土台に何を構築するかという哲学に基づいて行われる」とした上で、「レンジャーズはフリーエージェント市場を調査することになるが、若手選手の妨げとなる可能性のある選手は獲得しないだろう」と予想。
さらに補強ポイントについて、「レンジャーズが、特に先発ローテーションで行うべきことは、若手有望株がメジャーリーグのレベルで定期的に貢献できる準備が整うまで、その代役を担えるベテラン選手の獲得である」と分析した。
上記を踏まえた上で、サリバン記者は有原の獲得について、「レンジャーズは日本人右腕コウヘイ・アリハラと契約することで、その必要性の高さを示す最初の一歩を踏み出した」とした。
「彼はカイル・ギブソンとジョーダン・ライルズと共に先発ローテーションの主力を担うことになるが、彼らの重要性は右腕のランス・リンがホワイトソックスへトレードに出されたことで、大幅に増した」と、有原を含めた主力先発投手3人の存在が持っている意味の大きさについて言及。
さらにレンジャーズ投手陣の多くは、イニング数、経験、実績などが不足していると指摘し、だからこそ、「2年620万ドル(約6億5000万円)で獲得したアリハラとの契約は極めて重要である」と、有原への期待の大きさを滲ませた。
また、「彼は昨季日本の日本ハム・ファイターズで132回2/3を投げており、レンジャーズは彼の潜在的な耐久性に魅せられたのであり、来季の先発ローテーションに入るであろう実績のない若手投手の人数を鑑みると、彼は魅力的な戦力だ」と説いた。
チーム再建へ、28歳のMLBルーキー、有原航平にかかる期待値は高いようだ。
J SPORTS 編集部
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