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全てが例外的な2020年レギュラーシーズンが終わった。これから、史上最多の全16球団によるポストシーズンに突入するが、ここでは、マーリンズとカージナルス、そしてブルワーズが勝ち残ったことを今季の象徴として特筆しておきたい。
マーリンズ 前年105敗からの奇跡
昨季は57勝105敗という堂々たる?負けっぷりで、2年連続の地区最下位。しかもチームは解体・再建中とあって、当初は今季も下位低迷間違いなし、と見られていた。
加えて、コロナ禍で7月下旬まで延びた開幕直後には、あろうことか集団感染が発生。しかも、MLBが今季のために作成した感染およびその拡大対策を無視した夜遊びがその原因である可能性大とあっては、開いた口がふさがらなかった。結局、陽性反応の選手は合計18選手に及んだ。もともとマイナー級?の戦力がこれでは早くも白旗状態だった。しかも、8日間も隔離期間があり、再開後の日程はその分ハードなものになる。しかし、そこからいきなり5連勝。最終的には、各リーグ8球団が進出するポストシーズンのNo.6スポットを獲得したのだから驚きだ。ちなみに前年105敗は、長いMLB史上でもポストシーズン進出球団として最多だ。また、ポストシーズン枠を確定した9月25日は、4年前にボート事故で急逝した当時24歳の若きエース、ホゼ・フェルナンデスの命日でもあった。
今季のマーリンズ躍進の要因として、若手の成長は見逃せない。ルーキーのシクスト・サンチェスがエース級の活躍で、ローテ定着2年目のサンディ・アルカンタラと先発の2本柱を形成した。
しかし、運に恵まれたことは無視できない。得失点差は−41。これはナ・リーグ15球団中13位だ。それでも31勝29敗と勝ち越せたのは、彼らが試合巧者であったのではなく、単にラッキーだった、と考えるのが近年のセイバーメトリクスでは一般的だ。運を引き寄せるには、60試合の短期決戦であったことも有利に作用したはずで、やはりwith コロナの特殊なシーズンなればこそだった。
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