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ツインズの前田健太は現地1日(日本時間2日)、本拠地ターゲット・フィールドでのインディアンズ戦に先発登板し、6回1安打無失点の好投でチームを3-0の勝利に導いた。前回に続く圧巻の投球を見せた前田自身も、これで開幕2連勝とした。
『MLB.com』でツインズを担当するドヒョン・パク記者は、同日付で投稿した速報記事に「ツインズが新旧の組み合わせでインディアンズを零封」と題し、前田をツインズの新しい面の象徴として取り上げた。
パク記者は、記事の冒頭で「ケンタ・マエダはここにいる。ミゲール・サノーは戻って来た。アメリカンリーグ中地区よ、気を付けろ。ツインズ新旧のパワフルなコンビネーションに注意しろ」と、投打のヒーローを揃って取り上げた。
その上で、「新入りのマエダは、打者をスライダーとチェンジアップできりきり舞いさせ、無失点に抑えた6回で、インディアンズを内野安打1本のみに留めることで、ツインズとインディアンズのライバル対決に自身の登場を告げた」と前田の堂々たる存在感を表現。
さらに「インディアンズはこれまでマエダを見たことがなかったが、それは明白だった」。
その上で、「マエダはゾーン低めに球を集め、変化球を混ぜることで無安打として5回を迎え、この日投げた83球のうちスライダーとチェンジアップで空振りを7回誘い、6奪三振1四球とした」と、変化球を効果的に配したこの日の前田の投球を振り返った。
この後、パク記者は前田が唯一打たれた内野安打について、「二塁へ弱いゴロを打ったブラッドリー・ジマーは、ルイス・アラエスの送球に先んじた」とし、これがなければ「マエダとツインズは歴史的な登板へ進んでいたかもしれない」と悔しさを滲ませた。
「とは言え、マエダはその後5人の打者を効果的に打ち取り、最後に対戦した16人中15人を打ち取ってこの日の登板を締め括った」と、前田に関する期日を締め括った。
何はともあれ、開幕2連勝で防御率を1.64とした前田が、テレビで観戦した多くのツインズファンの心をつかんだであろうことは、想像に難くない。
J SPORTS 編集部
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