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高橋は5回までパーフェクトピッチングを続ける。5回終了時点で内野ゴロは12本、外野への飛球はゼロと、プエルトリコ打線を手玉に取っていた。
高橋は6回表二死から四球、安打で出塁を許す。二死1・2塁とこの試合初のピンチを迎えたが、問題なく脱出。6回を73球で料理し、被安打1、四死球1の無失点で封じている。「代役離れ」した快投だった。
チャイニーズタイペイの勝利もあり、日本のスーパーラウンド進出は最終戦を残して決まっている。高橋は6回で降板したものの、東京ドームでの活躍も大いに期待できるだろう。
打線はプエルトリコの3投手をやや打ちあぐねたが、3回の集中打が大きかった。
3回裏、日本は二死無走者から1番・山田哲人が四球を選ぶ。2番・菊池涼介も俊足でセーフをもぎ取るショートへの内野安打で続く。
3番・近藤健介は二死1・2塁から一塁前へ内野安打。ボテボテの当たりだったが、投手の一塁ベースカバーが遅れて悪送球を誘う。これで山田が先制のホームを踏んだ。
1点止まりならば単なる「幸運」「粘り」だが、続く4番・鈴木誠也がライナーでスタンド中段に飛び込む3ラン本塁打。侍ジャパンは4-0とリードを広げる。
5日のベネズエラ戦で2打点を挙げた“日本の4番”が今日も勝負強さを見せ、侍ジャパンは試合の優勢を決定づけた。
7回以降の侍ジャパンは、3イニングで4投手をつなぐ小刻みな継投策を採った。嘉弥真新也、山本由伸は今大会初登板で、次のラウンドに向けた「布石」ともなる起用だった。クローザーはもちろん、緒戦に続いて山崎康晃だ。
日本が危なげない内容で4-0と勝利し、通算2勝で東京ドームのスーパーラウンド進出も決めた。3回以降は安心して見ていられる、気持ちのいい展開だった。
文:大島和人
2019WBSC世界野球 プレミア12 オープニングラウンド
ハイライト】 グループB 日本vs.プエルトリコ
大島 和人
1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty)
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