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初戦でまさかの苦戦を強いられ、辛くも白星発進を遂げた『侍ジャパンU-18代表』だったが、この日の第2戦は毎回得点を奪って南アフリカに格の違いを見せつけた。
◆試合結果
日本|2 1 1 4 5 6|19
南ア|0 0 0 0 0 0| 0
先攻の日本は初回、一死満塁で6番・熊田任洋(東邦)がセンター前へ弾き返す適時打で2点を先制。
日本は2回と3回にも1点ずつを加えた迎えた4回、相手投手の暴投で1点を加えると、二死1・3塁から、この日7番・指名打者で先発出場した、投手を本職とする西純矢(創志学園)が左翼へ、今大会日本代表1号となる3ランを放ち、一気に南アフリカを突き放した。
勢いに乗る日本は続く5回にも2番・武岡龍世(八戸学院光星)と3番・韮澤雄也(花咲徳栄)の適時打で追加点を挙げると、二死満塁から再び西が左翼への2点適時打で打点を挙げ、13-0としてコールドペースで試合を進める。
投げては先発の浅田将汰(有明)が5回を無安打無失点、8奪三振1四球と、南アフリカ打線を沈黙させる。
日本は続く6回にも西がこの日2本目となる2ランを左翼へ運ぶなど、打者一巡の猛攻で6点を奪うと、マウンドに上がった2番手・林優樹(近江)がノーヒットノーランリレーを完遂。見事、19-0の6回コールド勝ちで次戦のアメリカとの大一番に弾みをつけた。
試合後、先発の浅田は「今朝(先発を)知らされ、自分でも正直びっくりしました」としつつも、「勝つように、そして雰囲気を作れるようなピッチングをしようと思いました」と述べた。
一方、この日2本塁打8打点と大暴れの西は、「韓国に来てから(打撃の)調子は上がっている」と述べ、「(1試合2ホーマーは)2回目ですが、1試合8打点は初めてなので、自分でも驚いています」と頬を緩めた。
J SPORTS 編集部
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