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2年間苦しんだ男がドラゴンズを牽引している。
ドラフト1位でドラゴンズに入団も、2年は故障に苦しんだ。同期入団の京田陽太は新人王に輝き、笠原祥太朗は去年6勝をマーク、サムライジャパンに召集され、今年の開幕投手も務めた。
同級生の成長に柳は、「ドラ1は僕なのに何をやってんだ…」思わず本音がこぼれた。
今シーズン、柳はここまで13試合に先発。8勝2敗、防御率3.13、交流戦では3試合負けなしの3勝。日本生命賞に輝いた。抜群の安定感を誇る柳だが、特筆すべきは8勝中、6勝がビジターで勝っている。
さらに6勝中5勝は、屋外球場での勝利だ。屋外球場での防御率は1.67と素晴らしい数字を残している(6月28日現在)。ドラゴンズが苦手とする屋外球場での好投は、チームにとって大きな武器だ。
柳はこれを自分で分析した。「ずっと風をうまく使うピッチングは意識してやってきましたからね。それがいい形で出ているのかなと思います」。
「風で生じる違和感を、あまりマイナスに考えないようにしていますね。変化球がいつもの変化と違うなら、それをうまく利用します」。
6月14日、ZOZOマリンのロッテ戦。カーブやスライダーはいつも以上に鋭く曲がっていた。
柳は「あの日は風を味方にできましたね。僕自身、どちらかというとマウンドとか、風とか、いつもと違う環境が苦に感じないタイプかなと思っています」。
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