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野球 コラム 2018年11月7日

Heart & Soulのカーショウを、彼のメンツも立てて引き止めたドジャース

MLB nation by 豊浦 彰太郎
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「メジャーリーグ・ベースボールはビジネスと呼ぶにはあまりにスポーツで、スポーツと呼ぶにはあまりにビジネスだ」と言ったのは、かつてのカブスのオーナー、ウィリアム・リグレーだが、その後1970年代のFA制度導入を経て、現在のメジャーは「ビジネス一色」だ。ファンがメジャーデビューから精一杯声援を送ってきた地元のスター選手は、FA権を得ると好条件を求めてあっさり他都市の球団に移籍する。また、球団はその前にトレードする。

多くのファンはそれを時代の流れとして受け入れながらも、フランチャイズスターが存在した昔を懐かしんでいる。そして、ドジャースはチームのHeart & Soulを繋ぎとめることを重視した。もちろんそれは、ドジャースが潤沢な資金を有し、すでに十分すぎるほどの戦力を備えているからこそ可能なのだが、口さがないメディアも概ね肯定的に捉えている。そのことは、ぼくにとって驚きであるとともに、アメリカの人たちのベースボールへのノスタルジーを再認識させるに十分だった。

代替画像

豊浦 彰太郎

1963年福岡県生まれ。会社員兼MLBライター。物心ついたときからの野球ファンで、初めて生で観戦したのは小学校1年生の時。巨人対西鉄のオープン戦で憧れの王貞治さんのホームランを観てゲーム終了後にサインを貰うという幸運を手にし、生涯の野球への愛を摺りこまれた。1971年のオリオールズ来日以来のメジャーリーグファンでもあり、2003年から6年間は、スカパー!MLBライブでコメンテーターも務めた。MLB専門誌の「SLUGGER」に寄稿中。有料メルマガ『Smoke’m Inside(内角球でケムに巻いてやれ!)』も配信中。Facebook:[email protected]

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