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野球 コラム 2018年7月27日

【都市対抗】ドラフト候補の若手野手、いぶし銀のベテラン投手が活躍した今年の大会

野球好きコラム by 大島 和人
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また、三菱重工神戸・高砂に日本生命から補強された藤井貴之も、今大会は2試合に先発して2完封。4試合通算21イニングを自責点「0」に封じる快投を見せた。

同志社大時代に最速150キロの本格派として鳴らした彼は現在30才。今も140キロ台の速球は投げるが、それ以上に「沈む」「食い込む」くせ球を駆使する上手さが際立った。

逸材は都市対抗の魅力だが、「熟練の士」がいるからこそ彼らも引き立つ。そんなことを感じさせる彼らの活躍だった。

都市対抗には野球の全てがある。ドラフト候補の華やかさと、ベテランの渋さの両方を楽しめる。東京ドームのグランドを見れば冷静な投球術、老練な技術と、一戦にかける熱い思いの両方を見て取れる。

スタンドを見れば音楽、マスコットキャラクター、様々な出し物と「大人が全力で遊ぶ」光景が目に入る。そういう「お祭り文化」は都市対抗にしかないものだ。

そこには大阪ガスや三菱重工の社員でなくても、彼らを後押ししたくなる空気感がある。そんな奥の深さが、都市対抗を楽しむ「無関係者」が徐々に増えている理由なのだろう。

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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