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野球 コラム 2018年7月20日

マチャドがマエケンのいるドジャースへ移籍して「トレード要員」が動く

Do ya love Baseball? by ナガオ勝司
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ア・リーグ東地区で「希望なきシーズン」を送っているのはブルージェイズも同じだ。「売り手」球団の目玉は2015年のア・リーグ最優秀選手ジョッシュ・ドナルドソン三塁手と、今年のオールスターゲームの延長10回に投げてセーブを記録した先発左腕J.A.ハップ投手だ。

ドナルドソンは過去数年、トレードが噂されてきた選手だが、今年は傘下のマイナーでウラディミール・ゲレーロ・Jr.内野手(父は今年、野球殿堂入りした元エンゼルスほかのウラディミール・ゲレーロ)という有望株が育っているだけに機は熟している。素晴らしいシーズンを送っているわけではないが、トレード期限で人気があるのは実績のある選手である。ハップ同様、「買い手」球団にとっては狙いたい選手だ。

開幕前からやる気を感じさせなかったオリオールズとは違い、ツインズは前半戦の意外な不調で「売り手」になりそう。目玉は2016年に42本塁打を記録したブライアン・ドージアー二塁手だ。こちらも傘下のマイナーでニック・ゴードンという有望株が育っており、さらに他球団の有望株を獲得してファームを充実させるには絶好の「トレード要員」となる。

開幕前から「再建モード」のロイヤルズのマイク・ムスタカス三塁手も、有力な「トレード要員」の一人だ。今季前半はチーム最多の19本塁打を記録しており、長打力が必要なチームには魅力的だ。ムスタカスは昨冬のFA市場不況で年俸650万ドルと基本給が安く、2年目の1500万ドルのオプション契約を破棄するのもたったの100万ドルで済むし、シーズン途中のトレードで獲得した選手には単年の高額契約になるクオリファイング・オファーも出す必要がないのでメリットは大きい。

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