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打者としての復帰は果たした大谷翔平だが、マウンド復帰は未定のままであり、米国で初めてのオールスターブレークを打者の草鞋のみを履いて迎えることとなった。
本日はそんな大谷のルーキーイヤー前半戦を総括する記事が「MLB.com」に掲載されていたので、ここに紹介しよう。以下、15日付で同サイトに掲載された“ルーキーシーズンの前半戦についてオオタニが考察する”と題された記事の抜粋である。
まず、「エンゼルスはオオタニが、シーズン後半に二刀流のアイデンティティを取り戻すことを期待しており、この木曜には、日本出身の24歳の天才が6月7日に受けたPRP注射が、負傷した肘の回復に寄与しているかどうかの予後経過の診断が予定されている」という情報を掲載。
そして、「現在、エンゼルスはオオタニによるマウンド上での貢献は得られていないが、依然として左打のスラッガーはスタメンで鍵を握る存在となっている」。
「オオタニはこの日曜を156打席で、打率.285、OPSを.839、7本塁打、そして22打点として迎えた。さらに肘を負傷する前、オオタニは投手として49 1/3イニングで防御率を3.10とし、61奪三振をマークした」と大谷の貢献に触れた。
オオタニ自身は通訳のイッペイ・ミズハラを通じ、「シーズン前は自分に対し、何も期待を設定していませんでした。とにかく上手く行くかどうか見てみたかったのです。浮き沈みは経験しなければなりませんでしたが、全体的にはとても上手く行きました」と述べている。
また、マイク・ソーシア監督は大谷の成功と、日本でキャリア最初の5シーズンを過ごした彼の、新たな国と新たなリーグに迅速に適応した能力を称賛している。
「ショウヘイは彼の才能が本物で、メジャーリーグのとても高いレベルでプレーできることを証明した」とソーシア監督。
さらに、「我々はそのことについて胸を躍らせている。彼は大きな期待を背負ってやって来た若手選手として非常に良くやっていると思う」と加えた。
中断前には左投手からも長打を打っているだけに、この夏の“ワールドカップロス”は後半戦の大谷翔平の活躍が埋めてくれそうだ。
J SPORTS 編集部
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