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神宮球場の開幕戦、その第1試合には優勝候補の東北福祉大(仙台六)が、ここまで厳しく鍛えられ攻守にバランスよい戦力を披露する。対戦するのは今大会唯一の国立大として勝ち上がってきた広島大(広島六)だ。 最速で148kmを記録するエース中田投手は、チームを35年ぶりにリーグ優勝に導いた。そして栄えある大学選手権の舞台ではいきなり優勝候補の一角、実力あふれる東北福祉大に、そのフレッシュさをもって挑む。
第2試合は富士大が誇るエース左腕の鈴木投手と好救援をみせるサウスポー佐々木投手らに代表される豊富な投手陣に、じっくりと粘り強く攻める中京大(愛知)が持ち前の強力打線で、競り合いのゲームに持ち込みたい。
東京ドームでは開幕試合で、いきなり優勝候補の呼び声が高い立命館大(関西学生)が登場する。対戦するのはこれも実力ある奈良学園大(近畿)。リーグ戦で好投してきた右腕山上投手が奈良学園大の打撃を散発に抑えることができるか、そして主将で中心選手の辰巳外野手がリードオフマンに徹し、つねに先手を取っていきたい。奈良学園大は、このシュアなバッティングで走力ある辰巳主将を塁に出さないことが勝利への近道だ。
第2試合は天理大(阪神)と大阪商業大(関西六)という関西地区の強豪対決になった。 昨年の大学選手権において積極的な攻撃に特色がみられた天理大だ。1点を争う僅差の好ゲームになると俄然、粘りの本領を発揮する。大阪商業大は豪打の太田捕手が放つ長打と一発で、大量得点といきたい。
初日の第4試合になると優勝候補の東海大(首都)に対して、九州産業大(福岡六)が強打者岩城内野手を基軸に鋭く攻め込む。その東海大は好投手が揃い、とくに剛腕で150kmエースの原田投手とそれに並ぶ小郷投手という威力ある2枚看板、その快速球を武器にひたすらに押していく。
また、2回戦から登場するシード校は前年の大学選手権の実績などから選出されており、東海大北海道(札幌)、白鴎大(関甲新)、慶大(東京六)、国際武道大(千葉)、東洋大(東都)の5チームとなった。 こういった学生野球を勝ち抜くのにはやはり采配の妙がなければならず、上位進出を狙う有力校には経験豊富なベテラン監督や、プロ野球を経験した監督による秀逸な試合運びがみられる。それを観戦しながら分析していくのも大学野球ファンの醍醐味である。
毎年6月中旬、梅雨時期に開催される全日本大学野球選手権。
とくに週前半は降雨で中止に見舞われるケースが見らそう。そのため神宮球場における雨天順延、それにともなう東京ドームでの追加試合などがあり、そこは天候状況に応じた試合スケジュール確認をおこたりなくだ。
岩瀬 孝文
ノルディックスキージャンプの取材撮影は28年以上、冬季五輪は連続5回、世界選手権は連続12回の現地入り取材。スキー月刊誌編集長を経て、2007札幌世界選手権では組織委員会でメディアフォトコーディネーターを務めた。 シーズンに数度J SPORTS FIS W杯スキージャンプに解説者として登場。『冬はスキー夏は野球』という雪国のアスリートモードにあり、甲子園の高校野球や大学野球をつぶさに現場取材にあたっている。
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