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野球 コラム 2018年4月28日

【広島好き】永遠の背番号3、「鉄人」衣笠祥雄を追悼するタイガース3連戦

野球好きコラム by 激カメ!大亀友毅
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カープは4月28日(土)からホーム・マツダスタジアムにタイガースを迎えて3連戦を戦います。この3試合をJ SPORTS 1が完全生中継します。

4月23日にカープOBで、カープの英雄である衣笠祥雄さんが亡くなられたという突然の訃報がありました。この3連戦でカープは哀悼の意を表するため、喪章を付けて試合を行い、初戦の試合前には黙祷が捧げられます。

カープの永久欠番「3」、そして「鉄人」と呼ばれたカープの英雄。その数々の偉業は「レジェンド」という言葉を持ってしても表しきれません。

1965年に捕手としてカープに入団。以降、内野手にコンバートされ、帽子とヘルメットが赤になった1975年には5番サードでクリーンアップを打ち、4番の山本浩二さんと共にカープを初優勝に導いたその活躍と勇姿は、その当時子供だった筆者の記憶に未だ鮮明に残っています。

1番を打っていた年もあり、初優勝の翌年の76年には盗塁王(31盗塁)にもなっています。俊足、フルスイング、骨が折れていても出場し続けたガッツ溢れる全力プレーは、まさにカープの野球そのものだったと思います。

中でも強く記憶に残っているのが、1979年のあの「江夏の21球」と語られる敵地・大阪球場で行われた近鉄バファローズとの日本シリーズ第7戦。

1点のリードで迎えた9回裏、カープ初の日本一まであとアウト3つ。マウンドには絶対的守護神・江夏豊。衣笠さんはこの時、ファーストを守っていました。

無死満塁で絶体絶命のピンチとなり、江夏さんはマウンドで、ブルペンで準備を始めた同僚投手を見て大きく憤慨。この時、それに気づいた衣笠さんが、すかさずマウンドに歩み寄り「お前がやめたら、オレも一緒にやめてやるから」と声を掛けています。

江夏さんは衣笠さんのこの言葉で冷静さを取り戻し、空振り三振でアウトをひとつ奪うと、スクイズを見破った19球目で、投球寸前にカーブを外してバッターはスクイズ失敗。

飛び出した3塁ランナーが三本間の挟殺プレーでアウトになり2死2・3塁。そして21球目で空振り三振を奪い、その瞬間カープが初めての日本一に輝いたのです。

のちに、この二人の英雄のドラマを知った時には、胸がとても熱くなったのを覚えています。

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