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バドミントン コラム 2023年11月8日

波乱を呼ぶ「ジョーカー」東野有紗、中西貴映とのペアでフクヒロも撃破=バドミントンS/Jリーグ

バド×レポ by 平野 貴也
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■第2ダブルスは、BIPROGYの大竹/高橋が意地見せる

BIPROGYの勝利を決めた第2ダブルスの大竹(右)/高橋

1-1で回った第2ダブルスは、実績面で見れば日本B代表を経験している大竹望月/高橋美優を起用したBIPROGYが優位。丸杉は、今井彰宏監督が「あわよくば、上2つで取りたかった」と話すのも無理はなかった。内山真希が負傷明けのため、矢崎月子のパートナーには、来季入団内定の清瀬璃子(青森山田高校3年)を起用したからだ。B代表経験ペアに対し、未知数の部分が多いペアで勝負せざるを得なかった。第1ゲームは、BIPROGYの大竹/高橋が力の差を見せつけて21-12。しかし、第2ゲームに入ると、ベンチ一体の応援に加えて、アリーナ席にいたチームスタッフの小川桂汰の力強い声に押された矢崎/清瀬が開き直ってばん回。2点差以内の展開が最初から最後まで続く大激戦となった。しかし、互いにプレッシャーとの戦いを迫られた終盤、矢崎/清瀬にミスが出たのに対してこらえきり、21-19とした大竹/高橋が2-0で勝利。BIPROGYが2-1で丸杉を破った。

■BIPROGYがトップ4進出に前進、丸杉は背水の陣

最初のヤマ場を切り抜けたBIPROGYは、トップ4トーナメント進出へ大きく前進した。平山監督は「大事な2戦を(2勝で)乗り越えてホッとしている。本当に選手たちが頑張ってくれた」と初日の七十七銀行戦に続く2連勝スタートを喜んだ。一方、丸杉は、後がなくなった。12月2日の広島ガス戦はもちろんだが、ブロック上位2位を狙うためには、12月10日の再春館製薬所との試合にも勝つ必要がある。12月13日にはBWFワールドツアーファイナルズが開幕するため、出場選手がS/Jリーグにも出場するかどうかは分からない。再春館製薬所の志田/松山、丸杉の福島/廣田という両チームのエースダブルスがファイナルズ出場権を得られるかどうかの影響も少なからず出てきそうだ。丸杉が勝てば、24年2月3日のブロック最終戦に控えるBIPROGYと再春館製薬所の試合が注目されそうだ。3強の争いはどうなるか。他のチームが割って入るのか。リーグは、まだ始まったばかり。どんな展開が待ち受けているのか、目が離せない。

文:平野 貴也
平野貴也

平野 貴也

1979年生まれ。東京都出身。
スポーツ総合サイト「スポーツナビ」の編集・記者を経て、2009年に独立。サッカーをメーンに各競技を取材している。取材現場でよく雨が降ることは内緒。

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