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バドミントン コラム 2023年11月8日

波乱を呼ぶ「ジョーカー」東野有紗、中西貴映とのペアでフクヒロも撃破=バドミントンS/Jリーグ

バド×レポ by 平野 貴也
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第2ゲームに入ると福島も前に出て、11-6の折り返しとするなど攻撃の主導権を奪い返した。しかし、中西/東野は、1点を失う間に2得点するなど、じりじりと追い上げた。終盤、福島/廣田が18-16でリードしていたが、福島がつなぎ球のミスとドロップショットのミスで点を失い、同点。互いに攻撃を仕掛け合う展開の中、中西が「最終的に、レシーブで回すところとか、プレーのメリハリが大事と思って、そこが少しできたのが良かった」と振り返ったように、福島/廣田にミスが出る展開となり、最後は、東野がネット前でクロスへの球に飛びつき、ドライブで返した廣田の球がアウト。22-20で中西/東野が競り勝ち、ゲームカウント2-0で勝利を収めた。BIPROGYにとっては会心の勝利。丸杉にとっては痛恨の敗戦。廣田は「第2ゲームは攻めて点は取れていたけど、勝ち切れなくてチームとしての1本を取れず申し訳ない」と肩を落とした。

■シングルスは、全日本社会人女王の小西(丸杉)が勝利

丸杉は全日本社会人女王の小西がシングルスで取り返す活躍を見せた

看板のエースペアで第1ダブルスを落とした丸杉は、苦境に追い込まれたが、ただでは終わらなかった。シングルスは、小西春七が2-0(21-19、21-12)で香山未帆を破って、1-1に戻した。小西は、5月の日本ランキングサーキットで川添麻依子と組んで女子ダブルスを優勝したが、9月にはシングルスで全日本社会人選手権を優勝。今季、単複両方で結果が伴い、充実している。香山には昨年の全日本社会人で敗れているため「個人的にはリベンジの気持ちで臨んだ」という小西は、ネット前でプレッシャーをかけて香山の持ち味であるコントロールを狂わせた。ポイントとして意識したのは、ネット前。コートを大きく使った展開では、香山のゲームコントロールに振り回される。主導権争いのカギとなるネット前に集中し、先に落とす、落とされても落とし返すといったところで、相手から主導権を奪取。次第に、表情を変えずにネット前から仕掛ける小西と、必死の形相で走って展開する香山という対照的な互いの表情になっていった。川添と組んでダブルスを戦うようになったことで、前衛で速い球への対応に慣れ、以前よりコート前方で球を待ったり、ネット前に詰めて行けるようになった部分もあるようだ。

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