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バドミントン コラム 2022年1月17日

世界王者になった山口茜「誰にでも合わせられる選手が、一番強い」

バド×レポ by 平野 貴也
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――今は、相手に合わせ切れていない?

山口:五輪で敗れた試合では、相手(長身のP.V.シンドゥ=インド)のプレーに合わせ過ぎて、相手の得意な展開のまま最後まで進んでしまいました。強打をレシーブはできていたのですが、相手にプレッシャーがかかる場面が少なかったと思います。逆に、今回の世界選手権では、プレーのリズムは相手に合わせつつ、相手が嫌なラリーを長くできました。この辺が、どれだけうまくできるかが重要だと思っています。

山口茜選手

――22年シーズンは、所属チームの拠点である熊本で開催されるS/Jリーグが初戦。世界王者になって、久々に日本のファンの前でプレーできる機会になると思います

山口:熊本開催は楽しみですけど、世界チャンピオンとして、というのは、まだよく分かりません(笑)。21年下半期の大会も、インドネシアは無観客で、欧州はお客さんがいたのですが、やっぱり、お客さんがいる方がモチベーションが上がって、結果も良かったですし、日本でお客さんが入った中でプレーできたら、すごく楽しみです。映像で見るのと、生で見るのとはやっぱり違うと思いますし、見てくれる人に自分のプレーを楽しんでもらえたらと思います。

――まだ21年シーズンが終わったばかりですが、22年は東京開催の世界選手権もあり、再びバドミントン日本代表が注目されるシーズンになる可能性もあります。どんなシーズンにしたいですか

山口:21年の下半期はコンスタントに良い成績を残せましたし、良いプレーをできる機会も多かったと思うので、それを22年も継続できたら良いなとは、思っていますけど、今後、どうしていきたいか、というのは、正直、何も固まってはいないです。まだまだ、コロナ禍の状況がどうなっていくのか分からないので、あまり先のことは考えず、まずは、出られる試合でベストを尽くして、プレーもより楽しんでもらえるようなものにしたいと思います。もちろん、日本で世界選手権もあるので、結果の面でも、今回の世界選手権のように、応援してくださる方々に喜んでもらえるのは嬉しいので、そういう結果を残していければいいかなとは思います。

文:平野 貴也
平野貴也

平野 貴也

1979年生まれ。東京都出身。
スポーツ総合サイト「スポーツナビ」の編集・記者を経て、2009年に独立。サッカーをメーンに各競技を取材している。取材現場でよく雨が降ることは内緒。

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