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バレーボール コラム 2026年7月13日

広島サンダーズの山本将平と山元快太、年齢差13歳の『ヤマモト』ペアがビーチバレーで躍動

SVリーグコラム by 坂口 功将
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広島サンダーズの山元快太(左)と山本将平

驚いていたのは他でもない、当の本人たちだった。7月10日(金)に『横浜赤レンガ倉庫』(神奈川)で開催された『アクティオビーチバレーボールエキシビションマッチ横浜 SV.LEAGUE MEN』。

準優勝に輝いた広島サンダーズ山本 将平(やまもと・しょうへい)/山元 快太(やまもと・はやと)ペアは大会を終えて、声をはずませた。

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「自分たちが一番、びっくりしています。ただ、こうして盛り上がっている大会で、このような結果が出たことはとてもうれしいです」(山本)。

「まさか表彰台に上がると思ってもいなかったので。ですが、こんなにいいロケーションで楽しくプレーができました」(山元)。

準優勝の『ヤマモト』ペア

この日は大会名にあるとおり、大同生命SVリーグ男子の選手たちが、エキシビションマッチとしてビーチバレーに興じる機会だった。

いうまでもなくインドアではトッププレーヤーたち。ただし砂の上に移ると、まるでプレーのクオリティも違ってくる。昨今では水町 泰杜(トヨタ自動車/ウルフドッグス名古屋)がインドアとビーチバレーの二刀流をトップレベルで実現させているとはいえ、それもまだまだ日本ではレアなケース。

この夏の時期にトレーニングの一環としてビーチバレーを取り入れるインドアのチームも増えてきたが…。広島THの2人も競技経験でいえば、山本はゼロ、山元は日本体育大学時代に構内にサンドコートがあったことからビーチバレーボール部とともに「遊び程度で」触れたことがあるだけだった。

山元快太(広島サンダーズ)

聞くに、当初は山元と別の選手が出場予定だったが急遽、山本に白羽の矢が立ったという。いざ本番では学生時代からハイジャンパーとしてならしてきた山元が、しっかりと得点してフィニッシュを飾るかたちで勝ち上がる。

対する山本も尻上がりにキレのある動きを繰り出し、身体を投げ打ってボールをつなぐ姿も。「1回戦が始まった時点では陽がのぼっていて、とにかく暑かった。これが続くと『さすがにしんどいな…』と思っていましたが、大会の後半は夜になって、いい風といい気温に変わってくれたので助かりました」と山本は好プレーの要因を語った。

今回、結成された広島THの『ヤマモト』ペアは実のところ、チーム最年長と最年少の選手という間柄。在籍11シーズン目を迎えた35歳のベテラン山本について、今春から入団した大卒1年目の22歳、山元はこのように印象を語る。

「いい意味で、歳の差を感じさせないといいますか。もちろん経験もスキルもお持ちですが、何よりも今回に関しては僕のプレーがまだまだ未熟なことを理解していただき、そのうえで一緒に戦ってくださりました。とてもプレーしやすくて、楽しかったです」

山本将平(広島サンダーズ)

そう語るルーキーの第一印象を、「まじめな選手がきたな~というイメージです」と振り返る山本も、今回のペア結成を喜んでいた。

「こうやって一緒にプレーしてみて、よく話してきてくれました。けっこうユーモアもあるのだと、また違う一面が見えたので、今回ペアを組んでよかったと感じました」

エキシビションマッチが行われたこの日、同じくして2026-27 大同生命SVリーグのレギュラーシーズンの日程が発表された。いよいよここからはインドアの国内トップカテゴリーで、優勝を目指す戦いに身を投じることになる。

インターハイ2026 全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会

「リーグ戦は長丁場になりますし、全員で戦っていかなければなりません。なかでも僕がチーム最年長という立場なので、いつでも試合に出られる準備をしていきたいと考えています」(山本)。

「レギュラーシーズン44試合の中で、必ず苦しい時期はやってくると想像しています。そこでは自分が1年目の選手として、チームのいいきっかけをつくれたり、流れを変えるようなプレーをすることで貢献したい。チームのためにできることをやっていきたいです」(山元)。

砂の上で躍動した2人の『ヤマモト』は、そのように意気込みを口にして、フロアでの戦いに目を向けた。

文/写真:坂口功将

坂口 功将

スポーツライター。1988年生まれ、兵庫県西宮市育ち。
「月刊バレーボール」編集部(日本文化出版)で8年間勤めたのち、2023年末に独立。主にバレーボールを取材・執筆し、小学生から大学生、国内外のクラブリーグ、そしてナショナルチームと幅広いカテゴリーを扱う。雑誌、ウェブメディアへの寄稿のほか、バレーボール関連の配信番組への出演やイタリア・セリエAの解説も務める。

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