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バレーボール コラム 2026年5月7日

【大同生命SVリーグ】Q&Aコラム:バレーボールの魅力について教えてください。

まるっとアンサー by 松山 ようこ
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まるっとアンサー

大同生命SVリーグ情報番組『まるっとバレーボール』に出演くださった元日本代表選手の豪華ゲスト陣に、視聴者からの質問に答えていただくコーナー『まるっとアンサー』。今回は第13回です。

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◆今回の質問:バレーボールという競技の一番の魅力はどんなところにあると思いますか。

【大山加奈さん&山本隆弘さんの回答】

・大山加奈さん:小中高全ての年代で全国制覇を経験。2004年アテネ五輪でも活躍
・山本隆弘さん:2004年に日本人バレーボール選手として初のプロ契約。08年北京五輪でチームを牽引

大山さん:バレーボールの魅力について尋ねられた時、子どもたちにもよく伝えているのは、「苦手があっても大丈夫なところ」です。もちろん出来ないことは出来るようになるよう目指しますが、弱点があっても大丈夫。互いに支え合うのがバレーボールだからです。

例えば、レシーブが苦手なら「ここまで任せるね、お願いね」と頼ればいい。そうやってウィークポイントをカバーしてもらったら、自分はストロングポイントであるスパイクでチームのために頑張る……というようなことがたくさん行われている競技だと思います。

バレーボールは1人では出来ないスポーツ。弱さをさらけ出すのは勇気がいることですが、頼られた人はレシーブの能力が生かされる機会になることも。お互いに助け合って、補い合いができるんです。そういったところが、本当に素晴らしいスポーツだと思っています。

山本さん:僕も子どもたちを指導していますが、チームに入っている子どもたちにとっては勝った時の喜びも大きな魅力のようだけれど、チームに入っていない子でも、何も出来ない状態から始めた子でも、1つずつ教えてそれが上達すると喜んでくれます。

誰だって最初は出来ないのが当たり前なので、「なんで出来ないんだ」と言うのではなく、出来たことに対してどんどん褒めていく。そうすると、勝手に伸びていくのを実感しています。

そもそも球技でボールを落としちゃいけないスポーツって、バレーボールとセパタクローぐらい。みんな弾いたり、飛ばしたりするボール遊びは楽しいですよね?そういった原点を忘れずにいると、さらに楽しさが見えてきます。そこが魅力なんじゃないかと思います。

【狩野舞子さん&福澤達哉さんの回答】

・狩野舞子さん:イタリアやトルコの2大海外リーグで活躍後、2012年ロンドン五輪で銅メダルを獲得
・福澤達哉さん:2008年に最年少で北京五輪に出場。ブラジルやフランスなど海外でも活躍

狩野さん:他競技の人と話していて感じるのは、バレーボールは「究極のチーム競技」ということです。同じコートの中でボールを繋いでいくので、次の人のことを考え、チーム全体も見ていなければなりません。

それは日常生活にも現れるようで、「バレーしている人は、よく周りが見えている」と言われます。普段でも気配りというか気遣いと感じられることが協調性に繋がっているのかなと。

個々が強いだけでなく、みんなで戦う意識が強くなければ、チームとしても機能しませんし、最終的には勝てるチームになれません。質問12の回答とも重なりますが、みんなで同じ目標に向かって、そのために自分は何ができるか、この状態ならどうすべきか、と考える力もつきます。自己犠牲ではないですが、そういった豊かな心が育つと感じています。

福澤さん:バレーボールの面白いところは、ネットを挟んでコートが分かれているので、誰にも邪魔をされない空間で、味方とプレーできることにあると思います。他競技には、あまりない特徴ですよね。

だから、1本ミスをした時も、その次のプレーは味方が担うことになります。いくらでもカバーができるし、チーム力で劣勢を優勢に持っていくことができます。

1本目、サーブレシーブが乱れても、2本目の選手が100%とか120%の完璧なトスを上げることができれば、最後に打つ選手はいい状態で打てる。ここで仮にトスが乱れたとしても、スパイカーがカバーしてもう一度立て直すこともできます。

この間、相手に邪魔をされることはなく、自分たちで完結できる空間なんですね。これを突き詰めて行けば、それがチーム力になり、勝利に繋がる。これはバレーボール特有かなと。

いろんな競技がありますが、仲間同士で助け合う時も大抵は相手チームがいるなかでの戦いになります。でもバレーボールでは、味方だけが一緒になった空間で戦うことができます。だから、カバーし合いながら、戦っていける。

その結果が、繋ぎに現れます。繋ぎにおいては、日本のバレーボールは世界でもトップレベル。だから身長差があっても戦えるのだと思います。そういったことも、バレーボールの最大の魅力だと思います。

文/構成:松山ようこ

松山ようこ

松山 ようこ

翻訳者/ライター/インタビュアー。主にスポーツやエンタメ分野にて実績多数。野球はプロ野球からMLB、他にもマイナースポーツからオリンピック大会まで、国内外の競技場や大会での現地取材を数多く経験するスポーツ好き。アスリートはじめ、一般人から著名人まで幅広くインタビューし、日本語と英語ともに記事やコラムにする。訳書『ピッチングニンジャの投手論』『ベイダータイム』。 ※『ピッチングニンジャの投手論 PitchingNinja's analysis of Japanese MLB Aces』 ※『VADER TIME ベイダータイム: 皇帝戦士の真実

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