【ハイライト動画あり】大阪ブルテオン、前回王者に勝って世界クラブ選手権の出場権を獲得

フーラード・シールジャーン・イラニアン vs. 大阪ブルテオン

大会が最終盤を迎えつつある『バレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025』の準決勝第2試合では、『大同生命SV.LEAGUE（SVリーグ）』レギュラーシーズン優勝の大阪ブルテオンと、昨年前身大会を制覇しているディフェンディングチャンピオンのフーラード・シールジャーン・イラニアンが対戦した。

第1セット序盤は大阪Ｂが追う展開となるも、ロペス ミゲルの好サーブなどで11-11と追いつくと、山内晶大のサーブからエバデダン ラリーのブロックと富田将馬のスパイクで連続ポイントを挙げ、リードを奪う。

これでセットの主導権を握った大阪Ｂは、セット終盤にかけてじわじわとリードを広げ、最後はロペスがアタックを決め、25-19で第1セットを先取する。

第2セットも序盤からシールジャーンが先行し、セット中盤にはビッグサーバー、アミル・ホセイン・エスファンディアルのサーブが走り、イアルバン・ヌガペトの好ブロックなどもあって19-15とリードを広げる。結局、シールジャーンはこのリードを守り切り、25-19で第2セットを奪取し、1セットオールに持ち込む。

第3セットは序盤から一進一退の攻防となるなか、大阪Ｂが2点のリードを築いたところで西田有志が強烈なサービスエースを決め、吠える。

これを機に大阪Ｂは勢いを加速させ、永露元稀による技ありのトスを富田が決めるスーパープレーなども飛び出し、6点差でいち早く20点に乗せる。最後はセットポイントでロペスがスパイクを決め、大阪Ｂが25-18で第3セットを奪い返す。

これで優位に立った大阪Ｂは第4セット中盤に連続ポイントを挙げてリードを握ると、その後はサイドアウトの応酬に持ち込むなか、ナイスレシーブを連発したロングラリーをロペスのアタックでものにして21-17とリードを広げる。

大阪Ｂはその後も相手に流れを渡すことなく、マッチポイントでロペスがバックアタックを決め、25-19でこのセットを奪取。決勝行きと世界クラブ選手権行きのチケットを手にした。