【ハイライト動画あり】大阪ブルテオン、この大会で初めてセットを落とすもベスト4進出

準々決勝　大阪ブルテオン vs. ナコーンラーチャシーマーQminC

『アジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン』、5月16日（金）の準々決勝最後の試合では、2試合連続ストレート勝利でベスト8へ進んだ大阪ブルテオンと、プールCを2位で通過したタイのナコーンラーチャシーマーQminCが対戦した。

第1セット序盤は大阪Ｂのペースに。永露元稀のサービスエース、さらにはその永露の好サーブを西田有志のブロックに繋げるなど、連続得点を挙げた大阪Ｂが5点のリードを築いて優勢に試合を進める。セット中盤は富田将馬が存在感を発揮し、一時はリードを8点に広げる。結局、第1セットは大阪Ｂが主導権を手放すことなく25-18で先取する。

第2セットは序盤から反撃に転じたナコーンラーチャシーマーが良い流れを作りだし、アジズベーク・クチコロフのクイックを軸に、粘り強いレシーブからアヌラク・ファンラムが鋭いスパイクを決めるなど、ところどころの連続得点でじわじわとリードを広げる展開に持ち込む。

ナコーンラーチャシーマーは、このままリードを守り切り、最後はドニ・ハリオーノがスパイクを決め、25-21で第2セットを奪取。大阪Ｂは今大会初めてセットを落とすことに。

第3セットは序盤から中盤にかけて両チームが一進一退の攻防を繰り広げる展開となるも、大阪Ｂが西田のサービスエースによる連続得点で16-14とすると、その後、永露のナイスレシーブをロペス ミゲルのアタックへと繋げ、21-17と点差を広げることに成功。大阪Ｂはそのままサーブが走り、25-17で第3セットを奪取する。

これで再び勢いを取り戻した大阪Ｂ。第4セットは序盤からリードする展開に持ち込むと、ロペスのサービスエースなどでみるみる点差を広げ、最終的には25-15でこのセットを奪取し、セットカウント3-1で準決勝進出を決めた。