【ハイライト動画あり】サントリーサンバーズ大阪、3試合連続ストレート勝ちでベスト4進出

準々決勝　サントリーサンバーズ大阪 vs.ムハッラク・クラブ

『アジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン』は1日の休みを挟み、5月15日（木）から決勝トーナメントへ突入。

この日の第2試合では、2試合連続ストレート勝利で準々決勝へと駒を進めたサントリーサンバーズ大阪が、プールDを2位で通過したバーレーンの『ムハッラク・クラブ』と対戦した。

試合は結果的に白熱の第1セットが分水嶺になった。

相手のサーブミスによるサントリーの先制で幕を開けた第1セット序盤は一進一退の攻防となり、最小得点差のまま試合が推移する。ムハッラクはソリッドなサーブレシーブからエースのヤコブ・リンクを中心に、クイックも絡めながら得点を重ねるも、自らサーブミスを連発し、流れを引き寄せられない展開となる。

するとサントリーは、ドミトリー ムセルスキーのスパイクをきっかけに連続得点を奪うと、大宅真樹の巧みなサーブ、そして高橋藍のサービスエースで16-12と、リードを4点差に広げる。

しかし、ムハッラクはリリーフサーバーのセイエド・ハシーム・アリを投入して流れを変え、3連続ポイントを挙げると、その後、チャンスボールをアレックス フェレイラが決め、19-19と同点に追いつく。

セット終盤は互いにブレークを許さず、交互に得点を取り合う展開となり、勝負の行方はデュースへ。しかし、サントリーは相手にリードを許すことはなく、小野寺太志のクイックでセットポイントを握り続ける。すると、最後は高橋藍（高ははしご高）が決め、サントリーが27-25で第1セットを先取する。

これで主導権を握ったサントリーは、次のセットも中盤に佐藤謙次のクイックやムセルスキーのブロックなどによる4連続得点で相手を突き放すと、このリードを手放すことなく、第2セットを25-20で連取。

勢いに乗ったサントリーは、第3セットに入りさらにギアを上げ、25-9と大差でセット奪い、この試合もストレートの快勝でベスト4進出を果たした。