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大阪ブルテオンが頭1つリード、サントリーサンバーズ大阪とウルフドッグス名古屋が追いかける展開。SVリーグ男子 第14節
SVリーグコラム by J SPORTS 編集部サントリーサンバーズ大阪 vs. ジェイテクトSTINGS愛知
2月に入り、「大同生命SV.LEAGUE(SVリーグ)」男子はオールスターブレーク明けの第14節が開催された。
首位に立つ大阪ブルテオンは連勝を10に伸ばして独走状態を堅持。これに対し、ジェイテクトSTINGS愛知との上位対決を連勝で制したサントリーサンバーズ大阪、そして下位チーム相手にしっかり連勝したウルフドッグス名古屋は追走態勢を維持した。
一方、連敗のSTINGS愛知、そして下位チーム相手に白星を取りこぼした東京グレートベアーズは足踏み状態となり、第2集団から離される格好となった。
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第14節の先陣を切って行われた前述の上位対決のGAME1では、ホームのサントリーが得点源の宮浦健人をケガで欠くSTINGS愛知を圧倒する。サントリーはゲーム序盤にドミトリー ムセルスキーと、デ・アルマス アラインにボールを集めて攻撃にリズムを作り出し、第1セットを25-17で先取する。
第2セットに入り、STINGS愛知もトリー デファルコの攻撃力を活かして盛り返したことから、このセットの行方はデュースまでもつれ込むも、最後はサントリーが28-27のセットポイントを迎えたところで、高橋藍(高ははしご高)が決めて、ホームチームが2セットを連取する。
これで俄然勢いが増したサントリーは、第3セット中盤の攻防を高橋の連続ブロックとムセルスキーのアタックで優位に進めると、リードを保ったまま25-20でこのセットも奪取し、ストレート勝利を飾った。
翌日のGAME2では、連敗を阻止したいSTINGS愛知がデファルコが獅子奮迅の活躍を見せ、セットカウント2-1とリードして第4セットを迎える。しかし、後がなくなったサントリーは、第3セットからスタメン起用された柏田樹がキーマンとなり、このセットを25-18で奪取すると、続くファイナルセットもデュースとなるなか、最後は柏田のブロックが決まり、サントリーが粘りの逆転勝利で熱戦に終止符を打った。
本拠地パナソニックアリーナに広島サンダーズを迎えた大阪Bは、GAME1でティリ ロラン ヘッドコーチに「今季のベストゲームの1つ」と言わしめる圧倒的な試合運びを見せる。
試合を通じてロペス ミゲルが破格の決定力を見せた大阪Bは、第1セットを25-20で先取すると、第2セットも25-22で連取する。ここからさらにギアを上げたホームチームは、高い総合力で広島THを畳み掛け、25-14で第3セットを奪取し、ストレートの快勝でオールスターブレーク明けのスタートを切った。
翌日のGAME2では、カメホ ドルーシー オレオルのプレー時間が増えたこともあり、第2、第3セットは広島THがセット終盤まで一進一退の攻防を繰り広げるも、最後は首位チームの勝負強さが上回り、この試合も大阪Bがストレートでビジターチームを撃破した。
前節、下位チーム相手に悔しい黒星を喫したWD名古屋は、本拠地エントリオにて東レアローズ静岡と対戦。
この東海勢対決のGAME1は、ホームでの連勝へ向けWD名古屋が、ニミル アブデルアジズを中心とした高い攻撃力で相手を圧倒。終始主導権を渡すことなく、セットカウント3-0のストレート勝利で地元ファンを沸かせた。
GAME2もほぼ前日と同じ展開となり、第2セットこそ東レ静岡の奮闘もあり、デュースまでもつれ込むも、結果的にはWD名古屋が2試合連続でストレート勝利を飾った。
苦しいシーズンを送りながらも、ここ2節は連敗を阻止しているVC長野トライデンツは、ホームにて上位争いを続ける東京GBと対戦。
GAME1では、多彩な攻撃を繰り出す東京GBを前に劣勢を強いられ、最初の2セットを落とすと、第3セットこそ25-23で競り勝つも、第4セットを逆転で落とし黒星を喫する。
しかし、翌日のGAME2は一転して序盤からVC長野のペースに。ウルリック ボ ダールにボールを集めるVC長野は、第1セットを25-23で先取すると、第2セットも25-22で奪取し優位に立つ。
しかし、ここからは東京GBによる反撃の時間が続き、勝負の行方はセットカウント2-2で第5セットへ。VC長野はここもウルリックを中心に攻撃を組み立てると、終盤の6連続得点でビジターチームを突き放し、15-7でこのセットを奪って今節もアップセットを起こすことに成功した。
この他では、大浜だいしんアリーナにヴォレアス北海道を迎えた日本製鉄堺ブレイザーズが連勝し、10勝16敗として6位広島THとの差を1ゲームに縮めた。
【SVリーグ 男子第14節 試合結果】
◆2月1日(土)
◯サントリーサンバーズ大阪 3-0 ジェイテクトSTINGS愛知●
●VC長野トライデンツ 1-3 東京グレートベアーズ◯
◯大阪ブルテオン 3-0 広島サンダーズ●
◯日本製鉄堺ブレイザーズ 3-0 ヴォレアス北海道●
◯ウルフドッグス名古屋 3-0 東レアローズ静岡●
◆2月2日(日)
◯サントリーサンバーズ大阪 3-2 ジェイテクトSTINGS愛知●
◯VC長野トライデンツ 3-2 東京グレートベアーズ●
◯日本製鉄堺ブレイザーズ 3-2 ヴォレアス北海道●
◯大阪ブルテオン 3-0 広島サンダーズ●
◯ウルフドッグス名古屋 3-0 東レアローズ静岡●
◆順位表 ※第14節終了時点
1位 大阪B 23勝3敗
2位 サントリー 20勝6敗
3位 WD名古屋 21勝7敗
4位 東京GB 17勝11敗
5位 STINGS愛知 17勝11敗
6位 広島TH 11勝17敗
7位 日鉄堺BZ 10勝16敗
8位 VC長野 7勝19敗
9位 東レ静岡 6勝20敗
10位 ヴォレアス 2勝24敗
※6位までがチャンピオンシップ出場
J SPORTS 編集部
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