人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

スキー コラム 2021年3月11日

激化するタイトル争い 総合はA・パントュローとM・オーダーマットの一騎打ちに

SKI GRAPHIC present’sアルペンスキーコラム by SKI GRAPHIC
  • Line

また、種目別では以下のような状況だ。

男子ダウンヒル(残り1レース)
1位 ベアト・フォイツ(スイス)486点
2位 マティアス・マイヤー(オーストリア)418点
3位 ドミニク・パリス(イタリア)338点

スイスとオーストリア、2大強国のエース同士の戦いとなったが、点差と安定感でフォイツがかなり優勢と言えるだろう。彼が勝てば種目別4連覇となる。

ダウンヒルの種目別3連覇中のベアト・フォイツ。今季も2勝をあげ、4連覇達成が濃厚だ

男子スーパーG(残り1レース)

1位 ヴィンセント・クリーヒマイヤー(オーストリア)401点
2位 マルコ・オーダーマット(スイス)318点
3位 マティアス・マイヤー(オーストリア)276点

クリーヒマイヤーが初の種目別タイトルに王手をかけている。逆転の可能性はあるが、彼の安定感を考えればおそらく逃げ切ることだろう。

世界選手権ではダウンヒル、スーパーGともに金メダルを獲得したクリーヒマイヤー。ワールドカップでも初のタイトルを狙う

男子ジャイアント・スラローム(残り2レース)
1位 アレクシー・パントュロー(フランス)550点
2位 マルコ・オーダーマット(スイス)525点
3位 フィリップ・ズブチッチ(クロアチア)486点

GSでもパントュローとオーダーマットがタイトルを争っている。パントュロー有利な状況だが、残り2レース。失敗は許されない状況だ。さらにズブチッチにも大逆転の可能性は残されている。

男子スラローム(残り2レース)

1位 マルコ・シュヴァルツ(オーストリア)589点
2位 ラモン・ツェンホイゼン(スイス)443点
3位 セバスチャン-フォス・ソールヴォーグ(ノルウェー)405点

タイトル争いはこの3人に絞られたが、誰が勝っても初のタイトルだ。スラロームはもっとも波乱の起きやすい種目だけに、勝負の行方は最後までわからない。

シーズン半ばは腰痛で苦しんだが世界選手権18位と健闘した加藤。成長の跡をワールドカップで示してほしい

今週末のクラニスカ・ゴーラには日本から小山陽平(日本体育大学)と加藤聖五(野沢温泉スキークラブ)が出場する予定だ。

期待された世界選手権は不本意な滑りで終わってしまった小山。その後のヨーロッパカップで10位と大健闘し復調の兆し

加藤が土曜日のGS第9戦に、小山は日曜日のスラローム第10戦にそれぞれエントリー。彼らにとっては今季最後のワールドカップとなるだろう。ふたりとも今季の目標としていたワールドカップの2本目進出はまだ果たせていないが、加藤はヨーロッパカップ18位、世界選手権18位、小山もヨーロッパカップ10位とそれなりの結果は残している。そんな成長をワールドカップでも証明することができるかどうか。悔いのない滑りを見せてほしい。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
スキーを応援しよう!

スキーの放送・配信ページへ