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スキー コラム 2017年12月1日

モーグル女子の新世代登場 カービングターンで攻める!

「青春の挑戦者」4年に1度のシーズンがやってきた!2017-2018ウインタースポーツ編 by J SPORTS 編集部
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「中学校に上がって、自分がジュニアオリンピックに出たら勝てると思っていたのに、経験も積まないままで出場したら、点数も順位も出ませんでした。それまでずっとニセコの同じコースで、遠征にも出ていなかったので、違うコースのスタート台に立つと、感覚が全然違っていました」。
慣れないコース。リフトが登るまで何分かかるかも知らないまま。そのせいで公式トレーニングで予定していた本数を滑れないこともあったという。経験のなさが試合の結果にもろに出てしまった。アスリートなら誰でもぶつかる才能だけでは乗り越えられない経験という壁。しかし、そこから修正していく能力こそが世界への道を切り開く。以来、ニセコだけでなく他のコースのいろいろな台やコブを経験。 「あそこで負けてから、残りの試合はもう負けないと心に決めました。いろんな経験を積んで、どんな状況でも対応できるようにしていきました」

世界と戦うために

その後、住吉選手は、ジュニアオリンピックで連覇を達成。中学3年生ながら全日本で3位に入るまでに成長していった。高校1年生でナショナルチーム入り。高校3年生となった今シーズン、まさに世界へ羽ばたこうとしている真っ最中だ。
「ナショナルチームに入った1年目のときにワールドカップに1戦だけ出場しました。そのときはまだまだ勝てるレベルではなかったけど、とにかく楽しかったです」
周りの選手たちが世界で戦う意識の高さを感じると同時に、自分がそこで戦うために何をすべきか見えてきた。
「最初は何をすればいいのかわからなかったのですが、トレーナーからいろいろ教えてもらって。筋トレ、体力作りをしっかりやり始めました。昨シーズンはある程度まで体はできてはいたのですが、まだまだ結果は付いてきませんでした」
今シーズン、筋力も含めて他のナショナルチームのメンバーにようやく追いついたレベルと本人は笑顔で話す。もちろんレベルアップしているのは筋力だけではない。滑りの面でのスキルアップにも真剣に取り組んできた。「私はターンが得意なのですが、世界で戦うとなるとまだターンでも追いついてないところがあります。海外の選手はスライドターンで滑る選手もいますが、私はずっとカービングターンで滑っています。カービングターンをしっかりできれば滑るスピードも上がり、エアも大きくなって全部がよくなっていきます」
やわらかく滑らかに、そしてより速くコブを滑るのが住吉選手の特徴であり、「ターンのかっこよさ」をぜひファンの人にも見てもらいたいポイントだと言う。

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