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スキー コラム 2017年2月22日

【男女モーグル】秋田たざわ湖では男女ともW杯総合優勝決定! 日本は堀島、攻めた!

ブラボー!!モーグル by STEEP
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ミカエル・キングスベリー

ミックのW杯総合優勝6度は最多。過去にはエドガー・グロスピロン(フランス)、デイル・ベッグ-スミス(オーストラリア)の4度がある

残り2大会を残してW杯総合グランプリが確定した。2月18日の第8戦モーグル(シングル)、2月19日の第9戦デュアルモーグルは王者のためのステージとなった。

男子の王者はミックことミカエル・キングスベリー(カナダ)だ。12季以来6年連続、総合優勝の証クリスタルグローブの獲得となった。今季はここまで9戦7勝。現在5連勝中。中国での2戦に勝てば、自身の持つ連勝記録にも並ぶ。追ってくるライバルの成長も著しいが、そのさらに上をいく。今季はスピードが増し、ターンの鋭さもさらに進化した。

ブリトニー・コックス

今季の秋田たざわ湖はブリトニーにとって初めての日本でのW杯。総合優勝を決めた記念すべき大会になった

女子の王者はブリトニー・コックス(オーストラリア)。ここまで9戦6勝。ジャスティンとクロエ、優勝候補と目されたデュフォー-ラポイント姉妹(カナダ)を完全に打ち負かした。この新女王は今季の開幕戦がW杯初勝利。昨季まで表彰台が9度あったが、ひとつのきっかけが大ブレイクへとつながった。

堀島行真

世界的ポテンシャルの高さを示した堀島。19歳という若さも魅力的。20歳での五輪挑戦もグッドタイミング

秋田たざわ湖での日本チームは、シングルで堀島行真(中京大学)が激しいアタックを見せた。予選ではただ一人22秒台と全選手中最速の滑りで2位通過。さらにファイナル1では、ダブルフルとコーク1080と最高難度のエアを組み合わせ、スピードはここでもラップタイム。結果3位で勝ち抜け。スーパーファイナルでは暴走し、最終結果は6位だが、鮮烈な印象を残した。
一方、四方元幾(愛知工業大学)は絶好の予選5位スタート。ファイナル1で8位と、自身初めてのW杯一桁順位。第1エアで飛ぶコーク1080が高評価だった。
予選では10位だった原大智(チームジョックス)も加え、日本チームが3人10位以内。メンズ組は、層が厚くなってきている。

四方元幾

四方は23歳となり、最も脂の乗り切る頃だ。得意のエアを生かして、さらなるレベルアップに期待

さて、今週末は中国での2連戦。この後世界選手権はあるが、W杯としては最終戦だ。
2022年の北京五輪とは別の会場のようだが、運営をならしていく狙いもあるよう。かつてはいなかった選手も、ここ数年毎年W杯参戦している。そして中国チームは元アメリカチームのコーチを招聘し、5年後を目指している。この新展開は要注目だ。

STEEP

スキー・スノーボードの本質を追いかけるWEBメディア。90年代からフリースタイルスキーを追う編集部による、モーグルW杯の見どころを紹介。サイトでは様々な情報を更新中。https://steep.jp/

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