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フィギュア スケート コラム 2022年7月29日

#6【鼎談】町田樹 × 水鳥寿思さん × 赤平大 ー「AI採点」についてー(1) | 町田樹のスポーツアカデミア 【Forum:フィギュアスケートが求める理想のルール】

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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町田(以下M):オリンピック選手としても活躍され、その経験を生かしながら統括組織でも活躍されている水鳥先生。AI採点にも携わっておられるということですが、体操で最近気になった報道のことを伺います。水鳥先生がリーダーとなって推進されている体操エンタメ化事業。フィギュアスケートのように体操の芸術性にフォーカスを当てたイベントを実施されています。どういうイベントなのでしょうか。

水鳥(以下H):競技という枠にとらわれない体操の魅力や価値をどう伝えていけるか。体操の発展にもつながりますし、選手の活躍の場にもなるのではないかということで、フィギュアスケートのエキシビションのようなもの、そうした点もお客様に楽しんでもらおうと、企画を考えています。

M:オリンピックの後も、成績上位者でエキシビションをやっています。一部の体操選手は引退した後、シルクドソレイユのようなエンターテイメント事業の人材として活躍されている方もいるので、きっと、そういう試みが貢献していくことになるんでしょうね。この活動も気になります。そんな体操とフィギュアスケートの採点基準を比較してみたいと思います。体操の採点基準は、どういう風になっているのでしょうか。

体操の採点基準

体操の採点基準

H:体操は、主にDスコアとEスコアに分かれております。Dスコアは難度。フィギュアスケートでいう技の得点のところです。そして演技構成点も入ってくるかもしれません。いかに難しい技を、例えば組み合わせてやることや、それぞれのグループからしっかりと技を行うことで加点をされていきます。そして10点満点から着地が動いたとか、肘が曲がったとか、いろいろな要因で減点され、残された点数がEスコアとしてDスコアにプラスされます。最後に、減点。例えばタイムオーバーやラインオーバーなどが加味されて最終的な得点になっています。

M:Dスコアは技の難しさ。Eスコアは質を図っていく。フィギュアで言うと、Dスコアが技の得点。EスコアはGOEですね。プラス、フィギュアでは芸術点と言われているところが採点も難しいということで、お話をしてきました。この演技構成点を除いて、体操とフィギュアスケートはシンクロしているということです。体操の採点システムに、最近AIが導入されたと伺いました。これは、どういうようなシステムでしょうか。

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