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町田樹のスポーツアカデミア【Reportage:アリーナの今を訪ねて】 ~さいたまスーパーアリーナ~ 国内随一のアリーナ 建設の経緯
フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部埼玉県は東京都の利便性が良い反面、仕事から娯楽まで、東京都への依存度が高すぎることを改善する動きがありました。商業の街として県内1発展した大宮市、県庁所在地で文化教育の街として知られる浦和市、その二つの大きな街に囲まれた与野市の3市を合併し、政令指定都市を目指す話がもちあがります。その頃、政府も東京に国の機関が集中していることを問題視。地方に分散させる計画を立てていました。さまざまな思惑がうごめくなか、大きな転機が訪れますーーーー。
村田:大宮駅の南側のところに巨大な国鉄の操車場がありましたけど、これが1984年に機能が廃止されると。27ヘクタールもの膨大な遊休地が発生したと。
大宮・浦和・与野をまたがる中心地に27haの土地が生まれた
昭和2年、貨物運搬や列車の停車場として作られた大宮操車場。時代と共に輸送は列車からトラックに移り、昭和59年に貨物の取り扱いを廃止します。するとそこには27ヘクタールという膨大な土地だけが残ることに。しかも、そこは合併しようとしている大宮・浦和・与野をまたがる中心地。政府はそこに国の機関を移転することを決定。ここが、後にさいたま新都心として開発されることになりました。
村田:さいたま新都心の開発がはじまりまして、どうしても国の機関の移転ということでしたので、オフィスが中心になってしまう。しかし、それだけではということで、核となる施設がもう一つ別にないかということで考えられたのがスーパーアリーナ。そうした経緯で建設がはじまりました。
町田:埼玉県としては、当初どのような形でさいたま新都心という都市を構想したのでしょうか。
村田:人々が行き交い、そこに人・物・情報が集まり、いつ行っても楽しめるというような街づくりをしたいというコンセプトでした。
町田:ほとんどゼロから関東エリアで都市を作っていくことは、かなりのレアケースだったんではないでしょうか。
村田:あの時のエネルギーは大変なものだったと思いますし、私たちに近い年齢層の者がやっておりましたが、操車場の跡地でしたが、結構草がボーボーだったりして《野鳥の楽園》みたいな言われ方をしていたところだったので、ここに数年後に街が出来上がることを、担当していた職員たちもなかなか描けませんでした。本当に時間との戦いで、大きな事業をやり遂げたということで、充実感があったようです。
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