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フィギュア スケート コラム 2019年10月10日

「J SPORTSフィギュアスケートアカデミー」コラム

フィギュアスケートレポート by 石井てる美
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そして、無良崇人さん率いるチームオレンジチアーズ。こちらはお三方がスケート靴を履いて樹脂リンクで実際に滑って説明をしてくれるのが醍醐味でした。お客さんの中には「提督スケート部」らしき方のお姿もありました。飛距離の大きいダイナミックなトリプルアクセルを跳ぶことで有名な無良さんですが、そんなトリプルアクセルを跳ぶ極意は、助走のときに目線が上がっていて跳びたいところに向けて顔が上がっていること、そしてアクセル以外の後ろ向きで踏み切るジャンプもまた顔が下がっていると跳べない、というお話に膝を打ちました。また、どの選手にも苦手なジャンプはあるもので、エッジエラーを取られやすいジャンプをいかにジャッジから見えづらい場所で跳ぶかも現役時代は戦略のうちだったという話には会場から何度も笑いが漏れていました。

4回転は「挑戦する」ことから始まるとおっしゃっていたのは安藤さんの話にも通じるものがありました。現役を退いて4回転を跳ばなくなってからはスケート靴がだいぶもつようになったというお話、そして現役選手は皆テーピングやアイシングをしてギリギリのところで闘っているというお話を伺って、文字通り選手が身を削って挑んでいるフィギュアスケートを心して見なければと改めて本格シーズンインを前に勉強になることばかりでした。

そもそも長時間にわたってトップスケーターを近い距離でゆっくり拝められること、ファンの脳裏に刻まれた伝説の演技の衣装の展示、安藤美姫さんの元気で人を楽しませようというお人柄や、無良崇人さんの穏やかで落ち着きのある雰囲気など、いつもテレビやリンクで拝見する距離感では感じ切れない生身のお2人に触れられた気がして、ファンとしてとても贅沢な時間となりました!

Photo by J SPORTS


文:石井てる美

石井てる美

フィギュアスケート大好き、ワタナベエンターテインメント所属ピン芸人の石井てる美です!東京大学卒業、東京大学大学院卒業*1年半、経営コンサルティング会社「マッキンゼー」での勤務経験ありTOEIC990点(満点!)英語が堪能です。フィギュアスケートの知識は芸人No.1!独自のデータを作成しているほどです!

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