人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

フィギュア スケート コラム 2018年1月23日

ISU四大陸フィギュアスケート選手権2018 ペアの見どころ

フィギュアスケートレポート by ウェイ・ション
  • Line

表彰台のトップに一番近いのは、去年の銅メダリスト、カナダのリューボフィ・イリュシェチキナ/ディラン・モスコヴィッチ組であろう。競争が激しいカナダ選手権では、サイド・バイ・サイド・ジャンプでのミスが大きく響き、結果は4位に終わったが、調子自体が悪くなかったので、今大会での活躍が期待される。さらに注目したいのは、伝説の振付師サンドラ・べジックが振り付けたフリープログラム「At This Moment」だ。80年代で発売された大人のバラードで、初めて聞く人には少しダサさも感じるかもしれないが、プログラムのところどころで女性の柔軟性と男性の力強さをよく活かしたアクロバティックなトランジション・ムーブメント(つなぎ)が入っており、リフトやスピンなどのペアエレメンツもユニークで巧妙に仕上げられており、二人が一体させた動きでこの曲のロマンチックな情緒がよく伝わる。ペアスケーティングの醍醐味を十分味わえる、必見のプログラムだ。

2014年の四大陸銀メダリスト、2016年に4位に入賞したアメリカのタラ・ケイン/ダニエル・オシェイ組ももちろん金メダルを狙えるところにいる。女性の膝靭帯損傷でほぼ一年間休養し、ようやく12月に競技に戻してきたこの組は、不安を抱えながら出場した先日の全米選手権で200点超えの高得点を叩き出し、「帰ってきたぞ」と強く宣言した。全米の後に安定感を増し、表現力をより磨き上げたいとコメントした二人は、今大会でさらなる進歩を見せてくれるのか、楽しみだ。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
フィギュア スケートを応援しよう!

フィギュア スケートの放送・配信ページへ