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フィギュア スケート コラム 2017年8月9日

フィギュアスケートラボ Vol.2 研究材料:スピン

小塚崇彦のフィギュアスケートラボ by 小塚 崇彦
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ノンベーシックポジション

基本姿勢から脚の位置を変えるスピンのバリエーションの例としては、脚を頭の上で高く上げてつかむことでお馴染みの「アップライト・ビールマンスピン」、キャメルから上体を反らして脚をつかむ「ドーナツスピン(キャメル・サイドウェイズスピン)」などがそうですね。

<参考>スピン基礎点一覧 *2016-2017ルール
https://www.jsports.co.jp/skate/game/#figureSkateGame06

そして、美しいスピンの基本はスピードと回転軸、あとポジション(姿勢)ですね。スピンはプログラムに最大3回まで入れることができますが、単一姿勢(チェンジフットはOK)、コンビネーション、もう一つはフライング(飛び上がって)してから入ります。

 それではレベルを上げるにはどうすればいいでしょうか。スピンもステップも、難度レベルの特徴が細かく定められていて、レベル1は1個、レベル2は2個、レベル3は3個、レベル4は4個というように、特徴を満たした数で判定されます。

<参考>難度レベル(シングル) *2016-2017ルール
https://www.jsports.co.jp/skate/game/#figureSkateGame07

少し表現は雑かもしれませんが、スピンのレベルを上げるには「ちょっと余計なことをする」と僕は考えています。つまり、ベーシックポジションから少し変わった姿を見せることです。
例えば同じ姿勢で8回転まわったり、ポジション変更をしたり、上や横を向いたり遠心力で振り回されてしまいそうなポジションをとる、フライングエントランスでバタフライを行うなど、バリエーションをつけていくようなスピンのことです。
 こうしたバリエーションや、チェンジ・フット(脚変え)、エッジの変更など難しい入りをするなど、変化を加えればそれだけレベルが上がっていきます。

次にスピンのGOEですが、ISUでは、ジャンプと同じように8項目のうち2項目満たしていれば+1、4項目なら+2、6 項目またはそれ以上なら+3と評価するとしています。(注:2016-2017ルール)

<参考>GOE採点ガイドライン(プラス面/エラーに対する引下げ) *2016-2017ルール
https://www.jsports.co.jp/skate/game/#figureSkateGame08

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