人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

フィギュア スケート コラム 2017年2月1日

ISU欧州フィギュアスケート選手権 2017 アイスダンス レビュー

フィギュアスケートレポート by 植田広美
  • Line

5位 アレクサンドラ・ステパノワ/イワン・ブキン組/166.93(SD:68.17/6位、FD:98.76/5位)

一昨年の欧州選手権の銅メダリストであるアレクサンドラ・ステパノワ/イワン・ブキン組。直近のロシア選手権で2位に入り、今回は表彰台を狙いたいところだ。若さ溢れる演技で攻めたSDは、手足の長いステパノワのスタイルを際立たせる振り付け、スケールの大きなリフトが素晴らしく目を引いた。しかし、ところどころで粗さが目立ち、レベルを取りきれずに6位と出遅れる。FDに選んだのは、ピアソラの『リベルタンゴ』。滑らかなスケーティングと情熱的なステップで観客を沸かせるパフォーマンスを見せた。ここでもステップにミスが出たものの、結果は1つランクを上げて5位でフィニッシュ。真っ赤なドレスのステパノワの美しさ、ブキンの色男ぶりも見どころだ。

そのほか、6位のイタリアのシャルリーヌ・ギニャール/マルコ・ファッブリ組も、SDでは4位に食い込む好調さを見せた。総合7位のデンマークのロレンス・フルニエ・ボウドリー/ニコライ・ソレンセン組は、SD、FD、トータルとすべてでPBを更新。可能性を感じさせた。

3連覇のかかるガブリエラ・パパダキス/ギヨーム・シゼロン組がSDで3位となり、上位2チームの順位が入れ変わるなど、波乱の幕開けとなったアイスダンス。終わってみればトップ3組が別格の強さを見せた大会だった。改めて、各エレメンツの完成度、演技構成点の高さがメダルの色を分けると実感。この上なく強く美しいチャンピオンを見ながら、次への期待が高まった。

代替画像

植田広美

女性誌編集者としてアスリートの取材、インタビューを手がけるうち、どっぷりとフィギュアスケートの沼にはまる。国内外の試合、アイスショーはほぼ観戦。五輪王者を筆頭に日本選手が世界の舞台で活躍する現在の状況にワクワクしつつ、海外選手も全力応援! 全員がベストスコアの神試合がいちばんの望み。趣味は愛機で選手の写真を撮ること。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
フィギュア スケートを応援しよう!

フィギュア スケートの放送・配信ページへ