ラグビー愛好日記

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このブログについて

プロフィール写真【村上晃一】
1965年京都市生まれ。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。
ラグビーの現役時代のポジションは、CTB(センター)、FB(フルバック)。1986年度西日本学生代表として東西対抗に出場。
87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者、ラグビージャーナリストとして活動。J SPORTSのラグビー解説は98年より継続中。1999年から2019年の6回のラグビーワールドカップでコメンテーターを務めた。著書に「仲間を信じて」(岩波ジュニア新書)、「空飛ぶウイング」(洋泉社)、「ハルのゆく道」(道友社)、「ラグビーが教えてくれること」、「ノーサイド 勝敗の先にあるもの」(あかね書房)などがある。

日記 2014年07月24日

鹿、近鉄必勝祈願、ラグマガ発売&世界のプロについて

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
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201407241

今朝は、久しぶりに京都で散歩。出町柳を南に下った鴨川で鹿に遭遇して驚いた。八瀬の方から下りてきているらしい。最近はこんなことになっているのか。可愛いけど、このまま行くと三条大橋辺りまで行くなぁ。

トップリーグ情報では、近鉄ライナーズが、7月31日(木)、「あべのハルカス」で必勝祈願を行うとのこと。日本一高いビルの頂上を目指し、地下1階の「時計の広場」からヘリポートまで階段を上り、日本一高いビルの展望台(ハルカス300)で、日本一を祈願するという。

Cover_201409

7月25日は、ラグビーマガジン9月号とラグビークリニックの発売日。ラグマガはスクラムにフォーカスし、表紙は日本代表スクラムの柱、三上正貴選手と畠山健介選手。クリニックは、「エディー・ジョーンズの頭の中」と題し、7月初旬に行われたコーチングセミナーの様子を詳しく伝えている。「自陣は蹴る、のロボットではダメ。自分達の強みはなに?そこから導き出されるスタイルとは?」、「相手を動かし、スペースを作る。ジャパンが勝利を得るための比率は、18回のパスと、1回のキック」などなど、興味深い見出しが並んでいる。

Rugbyclinic_38

お答えします◎日本代表が世界ランキング10位入りを果たしたけれど、他のトップ9のチームは全員プロなのか?という質問がありました。答えは、イエスです。

トップ9だけではなく、11位フィジー、12位アルゼンチン、13位トンガ、14位イタリアも、代表選手はプロです。トンガ、フィジー、サモアの選手については、ヨーロッパのクラブなどで活躍する選手が代表チームに出場できない場合、たとえば、今年の5月の日本代表戦などは国内でプレーするアマチュア選手が代表入りすることもありますが、ワールドカップに出てくるベストメンバーはほぼヨーロッパのクラブや、スーパーラグビー(NZ、南アフリカ、オーストラリアのプロクラブ選手権)でプレーする選手たちです。

ここで言う「プロ」とは、プレーすることによって報酬を得て生計を立てている人のことです。日本のトップリーグは企業スポーツですので、正社員として会社の業務をしながらラグビーをする選手と、契約社員として主にラグビーだけをするプロ選手が混在しています。外国人選手以外はすべて正社員のチームも多いです。

海外の代表チームは前述の通りで、上位14チームに関しては、「スーパーラグビー」、イングランドの「プレミアシップ」、フランスの「トップ14」、スコットランド、アイルランド、ウェールズ、イタリアのクラブが出場する「プロ12」、イタリア「スーパー10」、日本「トップリーグ」のいずれかに所属するプロ選手がほとんどです。

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