ラグビー愛好日記

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

最近のエントリー

カテゴリー

アーカイブ

2009/01

S M T W T F S
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

このブログについて

プロフィール写真【村上晃一】
1965年京都市生まれ。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。
ラグビーの現役時代のポジションは、CTB(センター)、FB(フルバック)。1986年度西日本学生代表として東西対抗に出場。
87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者、ラグビージャーナリストとして活動。J SPORTSのラグビー解説は98年より継続中。1999年から2019年の6回のラグビーワールドカップでコメンテーターを務めた。著書に「仲間を信じて」(岩波ジュニア新書)、「空飛ぶウイング」(洋泉社)、「ハルのゆく道」(道友社)、「ラグビーが教えてくれること」、「ノーサイド 勝敗の先にあるもの」(あかね書房)などがある。

日記 2009年01月30日

MS杯メンバー&鈴木選手

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
  • Line

30日の金曜日、2月1日のマイクロソフトカップ準決勝の先発予定メンバーが発表になった。まずは、秩父宮ラグビー場での東芝ブレイブルーパス対神戸製鋼コベルコスティーラーズ戦。東芝は、イエローカードの累積3枚で出場できないWTBロアマヌに代わって仙波をWTBに動かし、CTBにオトを入れてきた。なるほど。しかし、東芝のBKはよくポジションを入れ替わるので背番号はあまり意味がないかもしれない。神戸製鋼は、先発WTBに大畑大介の名が。千両役者、満を持しての登場である。FWにウォレスハリソン、ブラッキー、マパカイトロの3外国人選手を並べている。FW戦で十分に対抗できそうなメンバー編成だ。

花園ラグビー場のサントリーサンゴリアス対三洋電機ワイルドナイツ戦も、ほぼ負傷者が復帰してきてみどころいっぱいの試合になりそうだ。サントリーは、大黒柱のCTBニコラス、そして1月3日の神戸製鋼戦で素晴らしパフォーマンスを見せながら怪我で戦線離脱していたSH田中が復帰する。三洋電機は、相馬、ヒーナン、龍コリニアシといったキーマンが揃って復活。FB田井中も出場し、三宅は本来のWTBに。ヒーナンとアイブスの両LOに、劉(ユ)とブラックの両LOという強力な編成になった。いったい2月1日に何が起きるのか。待ちきれない思いである。

Img_2863

夕方、7人制日本代表キャプテンの鈴木貴士選手に会った。まもなく始まるワールドカップセブンズについての抱負など聞いたのだが、「今はどのチームにも勝つ可能性がある」ところまで、7人制日本代表はレベルアップしているようだ。村田監督になってからは、ディフェンスの練習が8割近くあり、それも功を奏しているらしい。ワールドカップ、期待しよう。

日本代表きっての俊足である鈴木選手は、165㎝、69㎏というサイズながら、相手を個人技でかわしてトライまで突っ走るランニングスキルの高い選手。ちなみに、子供の頃から足は速かったようで、小学1年生からラグビースクールでプレーしながら、陸上部にかり出され、中学のときは、地元・千葉県市川市の大会で、400m走で1位になったこともあるそうだ。僕も中学の時、陸上部だったので、400mを早く走れる人は尊敬する。

僕は無理矢理800m走に出場させられて、お尻の筋肉が大変なことになったことがあった。あの割れる感じに、二度と800mには出ないと心に誓ったものだ。

  • Line