ラグビー愛好日記

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このブログについて

プロフィール写真【村上晃一】
1965年京都市生まれ。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。
ラグビーの現役時代のポジションは、CTB(センター)、FB(フルバック)。1986年度西日本学生代表として東西対抗に出場。
87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者、ラグビージャーナリストとして活動。J SPORTSのラグビー解説は98年より継続中。1999年から2019年の6回のラグビーワールドカップでコメンテーターを務めた。著書に「仲間を信じて」(岩波ジュニア新書)、「空飛ぶウイング」(洋泉社)、「ハルのゆく道」(道友社)、「ラグビーが教えてくれること」、「ノーサイド 勝敗の先にあるもの」(あかね書房)などがある。

日記 2007年10月06日

マルセイユにて

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
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Kumo

5日正午、パリのホテルで深緑郎さんとしばしのお別れをする。午後4時、マルセイユに到着。パリより暖かい。そして空港周辺の風景を見て西部劇を思い出した。荒涼とした大地が広がっている。高速道路も両側は岩肌があらわで、2003年大会のオーストラリアと重なった。

Yacht

15分ほどタクシーに乗ると、町が見えてきた。ガイドブックによれば、国内第2の町だという。紀元前600年にギリシアのフォカイア人が築いた植民都市で、フランス最古の都市とある。交通の要所になっている旧港は、ヨットが所狭しと並んでいた。空港から町に向かう途中の新しい港には、巨大な豪華客船が停泊していた。到着した夜は、名物のブイヤベースを食す。これは美味しかった。

City

その後、旧港周辺を歩いたのだが、ラグビーサポーターでどのパブも人があふれていた。ウエールズのファンがけっこういるのが面白い。南アフリカとの対戦相手がウエールズになると思って予定をたてた人たちだろう。そうこうするうちに、フィジー代表選手達が数名やってきて、その中にSOニッキー・リトルが現れたが、多くのファンに囲まれて、写真を一緒にとるなど大人気だった。ウエールズの人たちはきっとフィジーを応援するのだと思う。

Pub

イングランドのサポーターと言葉を交わした。向こうから、「明日はどっちが勝つと思う?」という質問。とりあえず、社交辞令も交えてイングランドじゃない?と返すと、「それはない」とあっさり否定。イングランドファンも勝つのは難しいと思っているようだ。イングランドは、CTBファレルが怪我のため出場できなくなったのだが、その代わりに出場予定だったバークリーも怪我で出場できず。先発CTBは、マイク・キャット。リザーブには、トビー・フラッドが入る。

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