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ラグビー コラム 2024年4月24日

田中史朗、日本ラグビーのパイオニアが引退。将来の目標は日本代表ヘッドコーチ

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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日本人で初めてスーパーラグビーでプレーした田中史朗

田中は2013年に、日本人で初めてスーパーラグビーの選手となり、2015年にはハイランダーズの一員として優勝も経験した。「自分が使ってきた時間が、日本のラグビーを変えていけるという思いを持ってプレーしていた。子どもたちも世界を見る機会が増えたと思いますし、日本のラグビーに対する気持ちを変えられたのではないか」。

そして、日本代表としてもジョン・カーワンHC時代の2008年に初キャップを得て、2011年、2015年、2019年と3度ワールドカップに出場し、75キャップを重ねた。

思い出に残っている試合を聞くと、田中選手は「いっぱいあるんですけども…、自分は出ていなかったのですが、ハイランダーズが優勝した瞬間は、今でもずっと覚えています。日本代表では、やっぱり、南アフリカに勝った試合(2015年ワールドカップ)で、日本の皆さんに感動を届けられたと思うので、あの試合が一番になります」と振り返った。

来季から、NECグリーンロケッツ東葛のアカデミーコーチに就くが、将来は「日本代表のHC」を目指す。その理由を尋ねられると、「選手として日本代表で、試合に勝つことの喜び、そしてファンの皆様、日本の皆様が喜んでいただける喜びというのを感じたので、それをもう一度、味わいたいがプレーヤーとして、ずっと継続することはできない」。

「だから次はコーチになって、そういう思いを選手に味わっていただきたい。そしてファンの皆様、日本の皆様に、そういう感動を届けられるような、チームを作りたい。特に日本のラグビーでは厳しさがないと、世界には勝てないということを体感したので、本当に厳しさがあるHCというのは絶対必要だと思います」。

「その中でも、やっぱり人間として選手と一緒に戦っていけるように、家族のような何でも話せるような間柄になっていければと思っています。本当にきれい事だけではなれないと思うので、これからもいろいろなコーチングを学びながら、周りの人とのつながりを大事にしながら、将来的にやっていければ」と先を見据えた。

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