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ラグビー コラム 2024年3月20日

文武両道の長崎北陽台が「青い旋風」を巻き起こす。全国高校選抜ラグビー大会

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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BKは副キャプテンFB(フルバック)山口幸信を筆頭に、右足のケガから復帰したSO(スタンドオフ)田崎果、突破力の高いCTB(センター)陣は新垣勇人と、FWから転向した中田悠太(いずれも2年)、スピードと決定力のあるWTB(ウィング)は白丸暖人(兄は筑波大1年のLO智乃祐)と、梁瀬爽太(ともに1年)の2人。さらに品川監督の息子であるCTB品川鉄心(2年)と有能な選手が揃う。

今季は強力なFW(写真提供:長崎北陽台ラグビー部)

ただ、今季はNO8下田主将、U17日本代表のLO(ロック)田崎凛太郎(ともに2年)という身長180cm、体重100kgを超える2枚看板がおり、PR(プロップ)田中俊毅(1年)、PR相川謙心(2年)らも体重100kgを超え、前監督である浦敏明HC(ヘッドコーチ)が指導するFW陣にも力がある。品川監督は「FW陣も大きいし、ラインアウトを安定させてほしい」と期待を寄せる。

また、北陽台のチームカラーとして部員29人(2年生18人、1年生が11人※その他に女子マネージャー3人、女子選手も2人も在籍)の全員が、長崎県内のラグビースクール(長与YR、大村RS、諫早RS、長崎RS、時津RS)出身で、現在の高校2年生は中学3年時に長崎県選抜として全国ジュニアで準優勝を経験している世代だ。

NO8下田主将(左)とFB山口副将(長崎北陽台)

長与YR(ヤングラガーズ)出身の下田主将と、時津RS出身の山口副将は「スクールの先輩たちが、青いジャージーで活躍している姿を見て憧れた」と声を揃えた。また、長崎北陽台は長崎県内でも有数の進学校であり、スポーツ・文化推薦で入学する選手も一定数いるが、入試で落ちてしまう選手も多いという。

今年の2年生こそ、長与YRから入学した選手が多く18人もいるが、毎年、伝統的に少数精鋭である。朝練習は1時間あまりで、ウェイトトレーニングとユニット練習をFWとBKで日によって交互にやり、放課後は午後5時から1時間半ほど全体練習をしている。

品川監督は「公立の進学校で、部員が少ないことを逆に強みにするしかない。勉強をしっかりやることも北陽台のプライドの1つだし、部員が多ければいいというものでもない。少ないからこそ、全員自分がレギュラーだと当事者意識を持って頑張らないといけない」と語気を強める。

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