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ラグビー コラム 2024年3月11日

【ハイライト動画あり】タフな1週間を経て、強くコネクト。ブラックラムズ、今季2勝目。ヒートは攻め切れず、初勝利に届かず

ラグビーレポート by 田村一博
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ジャパンラグビー リーグワン2023-24 D1

【第9節ハイライト動画】三重ホンダヒート vs. ブラックラムズ東京

大きかったのは、敵将もダメージを受けたと認めた時間帯の攻防だ。前半のラスト3分で奪った2トライで勝利を引き寄せた。
この試合の3トライ目は中盤のラインアウトからの攻撃で、ブレイクダウンからFL松橋周平がボールを持ち出し、サポートのHO武井日向主将が走り切ったもの。

4トライ目は、最初の40分が過ぎたことを告げるホーンが鳴った後に生まれた。ヒートのノックオン後のターンオーバーから攻撃に転じて攻め切った。
全員で攻め上がり、ボールを大きく動かす。最後はゴール前の密集から、FL松橋が押し込んだ。

アイザック・ルーカス(ブラックラムズ東京)

風下に回った後半、ブラックラムズはSOにアイザック・ルーカスを投入してランプレーで攻めるとともに、前に出るディフェンスを見せた。
ヒートが風を背に受けて攻めたにもかかわらず得点を伸ばせなかったのは、チーム全体が前に出ている状況でキックを使えなかったからだ。

勝者は、80分間プレッシャーをかけ続けることをやめなかったからクタクタになりながらも今季2勝目を得ることができた。

惨敗した前節の試合を終えた後、ビーター・ヒューワットHCは「意図や狙いが見えなかった」と話した。
しかしこの日の戦いを終えた後は、「(きょうは)スタートしてから、すぐに(意図していることが)見えた。フィジカリティを前面に出して戦っていた」と選手たちを称えた。

1週間前の敗戦後、選手たちは腹を割って話し合い、自分たち主導でチームを立て直した。
HCは「タフだったけどいい1週間を過ごした」と言った。

この日、プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれたFL松橋は「コネクト」という言葉を使い、チームが結束してこの試合に臨んだことを伝えた。
「その結果、勝利を掴めたことは自信になりました」

ただ、「満足はしていません」と安心はしない。
「もっと上にいけるチームだと思っています。でも、きょうの内容では強いチームとは戦えない。プレッシャーがある中でペナルティもしたし、雑なところもあった。もっと精度、判断を上げないと」
勝ち点4の80分は、さらに上昇するための一歩目にすぎない。

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