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ラグビー コラム 2024年2月16日

好敵手の激突。プレーオフの前哨戦? 首位ワイルドナイツに、3位サンゴリアスが挑む

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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リーグワンの分析を担当するOptaのスタッツによれば、埼玉WKは埼玉開催のディビジョン1直近24試合では23勝(1敗)で圧倒的な勝率を誇る。今季に限っても、熊谷ラグビー場の4戦で1試合平均36点差をつけて全勝だ。一方、東京SGは、今季ビジターゲーム開幕4試合では全勝している。ボールを持って走る「ボールキャリー」の記録では、埼玉WKは140、東京SGは132で、今季ディビジョン1で1試合平均130回以上のボールキャリーを記録している3チームのうちの2つだ(もう1チームは静岡ブルーレヴズ)。

埼玉WKの今季1試合平均のインプレーでのキック本数は、ディビジョン1最多の30.3本で、次点は東京SGの29.3本。今シーズン、同ディビジョンで50:22(フィフティー・トゥエンティ・トゥ)のタッチキックを複数記録しているのは両チームだけ(埼玉WK:4、東京SG:3)。両チームともに戦略的キックを巧みに使い、試合を優位に運んでいる。今回の対戦では、地域獲得でどちらが優位に立つかも面白い。

これまでのイメージは、アタッキングラグビーの東京SG対堅守速攻の埼玉WKという矛と盾の戦いだった。チーム文化としては変わりないが、互いにフィールドのどこからでもトライがとれるチームであり、序盤から大きくボールが動く展開になりそうだ。リーグワンのレベルの高さを実感できる戦いを期待したい。

文: 村上 晃一
村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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