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ラグビー コラム 2024年2月8日

ラグビー日本代表エディ・ジョーンズHC、濃密な2日間となったトレーニングスコッド合宿を振り返る

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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リーチ マイケル(左)と石橋チューカ

「姫野、稲垣啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、リーチにはすごく重要な役割を果たしてもらわないといけない。若い選手たちがどれだけ早く成長できるのか否か、高いレベルのラグビーに対して、どれだけ早く学べて、適用できるか。この2日間を通して、すごく私は感銘を受けている」と目を細めた。

また、FLアマナキ サウマキ、NO8(ナンバーエイト)ティエナン・コストリー、SO(スタンドオフ)李承信(いずれも神戸コベルコスティーラーズ)の3人も「良かった」という。

ジョーンズHCは「学ぶ意欲、能力がある。リーグワンの大会の質がものすごく高くなっていて、しかも、世界で本当にもうベストと言われるコーチが今、日本にいる。選手たちの学ぶキャパシティーが上がってきた。そして、適応力も上がってきた。リーグワンのそれぞれのクラブでの、素晴らしい環境のおかげだ」と語気を強めた。

今回のミニ合宿は「クロスボーターラグビー」を戦っている昨季のトップ4チームからは、選手は招聘されなかった。そこから何人リストアップしているか明言することはせず、ジョーンズHCは「来られる選手の中から選ぶことしかできない。リーグワンも10試合残っていいる。その後、どう組み合わせで呼んでいくか考えていく」と話すにとどめた。

濃密な合宿となった

今後、リーグワンの「BYE WEEK」(試合のない週)や、プレーオフに進出できなかったチームから招集して、ミニキャンプを行うことはなく、本格始動は6月になってからだという。

改めてジョーンズHCは、「日本代表は(他の国と)違う形でプレーをしていかないといけない。リーグワンのシーズン中だし、クラブと違うプレーのやり方をしている。お互い敵で戦っていて、2日間は仲間になってと、そういう意味で難しいけれども、今日の練習も、昨日よりもはるかに良かった」。

「2日間で私がやりたかったことは、どういうスタイルでやって、その上で、何が必要なのかを落とし込むこと。自分勝手かもしれないが、知らない人たちに実際に来てもらい、『超速ラグビー』が、どういうものなのか、実際に体験してもらいたかった。すごく役立った」と目を細めた。

第2期エディー・ジャパンが始まり、2日間という短い期間ながらも指揮官にとっても、選手たちにとっても濃密な時間になったことは間違いない。34名の選手はそれぞれのチームに戻ったり、U20日本代表候補合宿などで切磋琢磨しながら、『超速ラグビー』を体現しつつ、ジョーンズHCへのアピールを続けていく。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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