人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2024年2月8日

ラグビー日本代表エディ・ジョーンズHC、濃密な2日間となったトレーニングスコッド合宿を振り返る

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
  • Line

「若い選手は発掘しないといけない。ご存知のように(2023年の)ワールドカップは、年齢の高い選手たちが集まっていた。いうことは、次の大会では多分、ベストな状態でなくなることが予測される。だから、その世代ごとに一番いい選手たちをピックアップしていく必要がある。もしかしたら、6月のテストマッチでプレーできる選手が中にはいるかもしれない」と説明した。

ジョーンズHCと言えば、2012~15年まで日本代表を指導してきた時は、情熱的なコーチングで知られていたが、今回の合宿では選手たちを褒めるシーンが目立った。「(9年前と)変わらないのがスタンダード。やり方が変わるかもしれないが、ワードクラスという高いスタンダードを継続することはやっている」。

ジャパンラグビー リーグワン23/24

「ただ、今の若い子たちはこういうふうにやりなさいと、こちらから言うのではなくて、ガイドしてあげる、うまく誘導してあげることが大事。機会を与えて、選手自身で解決策を考えるように促している」。

今回、印象的だった選手を聞かれて指揮官は、「学生2人。(京都産業大学1年生の9番・高木城治と、LO(ロック)石橋チューカ。若い選手で大学から来て、早く適応することができた。この高いレベルの強度にうまく適応していた」。

アピールしたSH高木城治

「チューカは若いLOで、スリムなので今後体重を増やさないといけないが、勤勉に取り組みたい、学びたいという願望を持っている。城治はラック付近も速くて、パスもまあまあいいし、すごく走れる選手なので、そういうSH(スクラムハーフ)が日本代表に必要」。

そして、「今後、期待している選手は、FL(フランカー)青木惠斗(3年)とWTB(ウィング)高本とむ(4年)。2人ともフィジカルがあり、青木はいいランニングができ、高本は抜く能力がある」と帝京大学の2人の名を挙げた。

帝京大学3年の青木恵斗

今回の合宿から、6番だけでなくLOにも挑戦しているリーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)、FL姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)の2人のシニアプレイヤーの取り組み、振る舞いにも感銘を受けたようで「若手の才能を発掘していくところで、お手本となる選手で必ず必要になってくる」。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ