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ラグビー コラム 2024年2月1日

競技力アップのD2。好カード「浦安D-Rocks」×「レッドハリケーンズ大阪」。NTTジャパンラグビーリーグワン2023-24 ディビジョン2 第5節

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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かたや昇格組のレッドハリケーンズは今季、開幕戦から好調だった。

九州電力キューデンヴォルテクスに4点差(26-22)、続く日本製鉄釜石シーウェイブスを2点差(27-25)で退けて開幕2連勝。勝負強さをみせた。

そこからはシャトルズに12-71で大敗を喫し、3週間前のグリーンロケッツ戦は13-48で2連敗。

グリーンロケッツ戦後、ジャッカルも魅せたレッドハリケーンズのFL杉下暢キャプテンは「前回(シャトルズ戦)ドミネートされた反省を踏まえ、コリジョン(衝突)の部分でファイトしようと話していた」と明かし、「前半はコリジョンの部分でも戦えていた」と評価した。

しかし「敵陣22m内でのアタック精度」が低く、そこから逆襲を受けて「簡単にトライを取られてしまった」ことが敗因の一つと分析。

次戦以降へ向けては「アタック、タックル、ブレイクダウンの精度を高めていく必要がある」と課題感を語った。

 

課題克服へ向けては、格好の相手ともいえるD-Rocks戦の先発メンバーは、前節から6人が変わった。

フォワードはLO藤田達成、FL花田広樹の2人。バックスはU18豪州代表歴を持つSOブライス・ヘガティ。そして今季初先発のCTB金勇輝

また元7人制代表のWTB鶴田諒、22-23シーズンは11トライを挙げたFB吉澤太一も先発となる。

レッドハリケーンズは堅守から接戦に持ち込みたい。

D-Rocksは男子15人制トレーニングスコッド福岡合宿に招集されたCTBサミソニ・トゥア、竹内柊平など強烈なランナーが多い。

Optaによると、D-Rocksのゲイン率はD2最多の4.99。38回のクリーンブレイク、128回のDF突破も最多だ。

タックル成功率が77%のレッドハリケーンズは、まずグリーンロケッツ戦の前半でみせたようなディフェンスを続け、D-Rocksの強烈な圧力を封じたい。

ただラインアウトの成功率は、レッドハリケーンズの84.29%に対してD-Rocksは82%だ。キックを活用しながらラインアウトの数を増やし、空中戦でプレッシャーをかける手もあるだろう。

この試合は、ホストを務めるD-Rocksのトップパートナー、日本航空株式会社の協賛で「JALドリームスカイマッチ2024」として開催。多くのイベントやブース出店がある。注目のキックオフは、土曜日の午後1時だ。

文:多羅 正崇
多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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