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ラグビー コラム 2024年1月29日

【ハイライト動画あり】大逆転で1点差決着!「リコーブラックラムズ東京×クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」。ジャパンラグビーリーグワン2023-24第6節交流戦

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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根塚洸雅(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)

最後に待っていたのはどんでん返し。敗戦チームの指揮官は試合後に「残り5秒で勝利を掴みきれませんでした」と言った。

1月27日(土)の東京・駒沢。10位(1勝4敗)ブラックラムズは、昨季優勝の7位(2勝3敗)のクボタスピアーズ船橋・東京ベイに対し、好スタートを切った。

スクラムは開始1分のファーストから互角模様。相手が成功率で優位のラインアウトにおいても、ブラックラムズはFLブロディ・マクカランがカットするなど攻防で魅せた。

すると前半11分だった。

相手ショートパントを確保したブラックラムズのWTBシオペ・タヴォ。この逆襲から、今季初10番のエースアタッカー、SOアイザック・ルーカスが流石のラインブレイク。

武井日向(ブラックラムズ東京)

さらに第2節以来カムバックのHO武井日向主将がゲインを取ると、最後はWTBシオペ・タヴォが右隅にダイブ。ホストファンに先制トライを贈った。

泥臭い堅守も武器であるブラックラムズは、その後もCTB池田悠希のセービングなどで失点を防ぐ。しかし前半19分だった。

スピアーズは自慢のFWによる敵陣ラインアウトモールを防がれた。それでもゴール前左隅から4本の長短パスを繋ぎ、右大外のWTB根塚洸雅がフィニッシュ。同点(5-5)に追いついた。

しかしブラックラムズが会心の波状攻撃をみせる。

前半21分に相手10番立川理道キャプテンのイグジット(自陣脱出)キックを確保。ここから怒濤の17次攻撃。

FBマット・マッガーンをファースト・レシーバーにしながら、HO武井主将、LOアマト・ファカタヴァ、NO8ネイサン・ヒューズら好キャリアーでくさびを打ち込む。

最後はWTBネタニ・ヴァカヤリアが相手9番とのミスマッチを制し、勝ち越しトライ。キックは不成功も10-5。そのまま5点リードで試合を折り返した。

ブラックラムズは後半も執念のディフェンスで失点を防いだ。

後半11分には相手パスミスからの混戦で、SH高橋敏也が好タックル。バックスが中心となってターンオーバーを起こした。

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