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ラグビー コラム 2024年4月28日

【ハイライト動画あり】お互い意地を見せた入替戦回避の戦い。三菱重工相模原ダイナボアーズvs.リコーブラックラムズ東京

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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三菱重工相模原ダイナボアーズvs.リコーブラックラムズ東京

入替戦回避を決める争いはお互いが意地を見せた。「NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24」のディビジョン1、リーグ戦も残り2試合となった。

すでにプレーオフに進出するベスト4のチームは、埼玉パナソニックワイルドナイツ、東芝ブレイブルーパス東京、東京サントリーサンゴリアス、横浜キヤノンイーグルスに決まった。

4月27日(土)は第15節の6試合が行われ、神奈川県・相模原ギオンスタジアムでは、9位につけるホストの三菱重工相模原ダイナボアーズが、10位のリコーブラックラムズ東京を迎えた。

今季すでに5勝を挙げている昇格2年目のダイナボアーズ。ただ、4月に入ってからは勝ち星に恵まれず、5勝9敗の勝ち点22で9位につけている。

一方、今季は接戦も多いものの、なかなか勝ちきれないブラックラムズ。前節も花園近鉄ライナーズに、34-23と接戦の末に敗れて5連敗。2勝12敗の勝ち点13の10位で入替戦圏内に入っている。

残り2試合で、両チームの勝ち点差は9。ただし、勝利数でダイナボーズが勝っているため、ダイナボアーズは同じ勝ち点でも上位になる。ブラックラムズは3トライ差以上で勝ち点5を得て、さらに8点差以上で勝利して相手を勝ち点0に抑えれば、最終節に望みを残すことができる状況だった。

両チームのスターティングメンバー

昨季は1勝1敗、今季は第2節で対戦し、25-17でダイナボアーズがアウェイでブラックラムズを下している。9位と10位の直接対決は5159人のファンが集い、ダイナボアーズのホスト、相模原ギオンスタジアムで午後0:00にキックオフされた。

序盤から主導権を握ったのは、入替戦回避のために勝ち点5が必須だった黒羊軍団だった。キックオフ直後、10番を背負ったSO(スタンドオフ)中楠一期(慶應義塾大学出身)がグラバーキックでチャンスメイクし、2分に右オープンサイドへキックパス。ワンバウンドでWTB(ウィング)西川大輔がキャッチし、そのまま抑えて5点を先制する。

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