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ラグビーワールドカップ特集
【ダイジェスト動画】ラグビー日本代表密着ドキュメント113日の絆
「ラグビーの試合は平均30秒のボールインプレーがあり、プレーしていない時間が70秒。今、(アメリカンフットボールのような)NFLのような試合になっていて小さく切り取ったプレーで、休憩が長い。反復できるかにかかっている。ボールインプレーの30秒の中で、スピーディーに動いていきたい」と話した。
続いて、どうしたら勢い(モメンタム)を生むことができるか。それについてジョーンズHCは、「ラグビーの試合は勢いにかかっている。ニュートンの第2の法則は『勢い=質量×速度』。身体の大きさを変えることはできない」。
「日本人の選手は小さい。もっと大きくすることはできるが、それでも世界と比較すると小さい方になる。変えられるところは速度。より速く動くことが可能だと思う。速く動けるようにトレーニングをしていく。速度と質量を変えていきたい」と語った。
そして、最も時間を割いたのは、実際に、どうやって速度をどう向上させていくかというトレーニング方法に関しての話だった。
*****
※【2】速度をどう向上させるか についてのトレーニングは下記の通り
A.ダイナミック・システム
・個人の速度を上げるアプローチ
B.チーム・トレーニング
・具体的に実施:スピードの緩急を反復
C.速くて高い姿勢から低い動き(さらに回転動作の強さ)
D.集団としての意思決定の速さを向上
・明確な試合戦略
・セレクションの一貫性
・チームメイトの知識
・特定のトレーニング(シナリオ別)
・目を使うスキルを強化
*****
「1人ひとりが速度を上げることをしていかないといけない。プレーの時間は30秒なので、そのスピードで練習をやっていかないといけない。2015年に一番労力をかけてやったのはフィットネスだが、今のフィットネスは、スピードを反復できるかどうか」。
「また、世界で一番高い姿勢から低い姿勢にいく動作が速いチームにならないといけない。同じスピードで走った場合、体重が重い方が勝つが、高い姿勢から低い姿勢になるスピードで、コンタクトに勝つことができる。スピードで走り回るだけでなく、高い姿勢から低い姿勢になるスピードも必要」。
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