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ラグビー コラム 2024年1月1日

京都産業大学、明治大学と対戦。10度目の準決勝突破に挑む。ラグビー全国大学選手権

ラグビーレポート by 京産大アスレチック
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さらに昨年も、ケガで準々決勝を欠場となった、当時4年次生のPR渡辺龍を国立での準決勝へ連れて行くために力を発揮した。誰かの想いを背負って戦う川口には、猛烈な爆発力がある。

そして、もう1人のPR曽根隆慎(済3=大産大附)も同様に譲れないプライドがある。「オフ期間も京産大で先輩とコーチと、ほぼマンツーマンの状態で練習してきた」と誰よりも努力を重ねた。明大に対して「低い姿勢で相手よりも早くヒットして前へ出たい」と力を込める。

ゲインするフナキ

対する明大は伝統的に「重戦車」と形容されるサイズが大きく強力なFW(フォワード)に加え、廣瀬雄也キャプテン率いるタレント揃いのBK(バックス)を擁する。フィジカルを活かして縦に走り込んでくる攻撃と、その裏で仕掛けてくる伊藤耕太郎らのスキルフルなランに警戒が必要だ。

スクラムやラインアウトで主導権を握れるか、そしていつも通りの前へ出るディフェンスが出来るかどうか、この2点を廣瀬監督は勝利へのポイントとして挙げる。つまり「京産大らしい」ラグビーの遂行だ。大西健元監督が作り上げた文化、絶対に負けない執着心から生まれるひたむきなラグビーで見ている人を勇気づけるプレーをしていきたい。

初の準決勝突破へ向けて戦いに備える赤紺戦士たち。さらに三木皓正(済4=京都成章)の父親は、1990年の1月2日に明大に惜しくも逆転負けを喫した過去があるため、「父が残して行った忘れ物を取りに帰りたい」と、この戦いに特別な想いもある。

決勝戦への切符を掴むのは赤紺か、紫紺か。運命のキックオフは1月2日、午後0:25国立競技場にて。

文:大谷賢之介/写真:藤田芽生(京産大アスレチック)

代替画像

京産大アスレチック

京都産業大学体育会本部編集局は年4回、「京産大アスレチック」という体育会の広報新聞を作成しています。また、SNSなどを活用し、試合速報やブログ記事の更新、号外・試合告知ポスターの発行を行っています。 »HP »Twitter »Facebook

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