人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2023年12月29日

関西大北陽、創部10年で激戦の大阪を勝ち抜けた理由。全国高校ラグビー大会 注目校紹介

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
  • Line

関西大北陽の選手たち

現在、部員は3年生29名、2年生22名、1年23人の計74名。全体の1/3ほどが関西大北陽中学からの生徒で、花園予選決勝は15人中7人が出身者だった。また、大学は関西大学に進学する選手が多いという。

「北陽中の子たちが主軸となり、(中高大と)連携しながら取り組んでいます。関西大学にも訪れさせていただき、ユニット練習をさせてもらっています」(梶村監督)。

昨季まで梶村監督、高森智哉部長の2人で指導していたが、今季から東海大学OBの津山翼コーチ加わり3人体制となった。新チームとなり、ディフェンス、モールに力を入れて大阪府予選を勝ち上がり、近畿大会に出場してベスト4に入った。

過去2回は推薦枠の出場だったが、初めて自力で春の選抜大会に出場した。1回戦で國學院久我山(東京)に7-8で負けたものの、続く、春の大阪総体で大阪朝鮮を10-5で下して2位となり、花園予選のAシードに選ばれ、秋の花園予選決勝で大産大付属を41-7で破って、うれしい花園出場を決めた。

梶村監督は「今季のチームは先輩が残してくれたもの、経験を積んで、その中で、ディフェンスで我慢のできる選手がたくさん揃っている。毎年、チャレンジしていたが、1つ1つ段階を登って、今季のチームが花園出場を達成してくれてうれしい。卒業生たちの積み重ねもあるし、幸せを感じています」と目を細めた。

左から白石、羽根田、永井、宇田のリーダー陣

中心選手は、朝の練習でタックルを繰り返しているというキャプテンNO8(ナンバーエイト)永井玲雅、関西大北陽中出身の副キャプテンSO(スタンドオフ)羽根田陸、FW(フォワード)リーダーのLO(ロック)宇田大晟、高校日本代表候補の身長182cmのBK(バックス)リーダーCTB(センター)白石空のリーダー陣だ。さらにハードタックラーのFL(フランカー)向阪勇人、嗅覚に長けておりFLから転向したWTB(ウィング)川部颯人(いずれも3年)がいる。

秋からは、監督の元チームメイトで日本代表のPR(プロップ)だった山村亮氏が関西大学のコーチになったこともあり、FWの強化のために毎週、関西大学に通ってセットプレーの強化に努めた。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ