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ラグビー コラム 2023年12月6日

【ハイライト動画あり】明治大学、後半は課題が残るも過去最多得点で伝統の一戦を制す。ラグビー関東大学対抗戦

ラグビーレポート by 明大スポーツ新聞部
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ラグビー 関東大学対抗戦2023

【ハイライト動画】明治大学 vs. 早稲田大学|早稲田は後半追い上げるも届かず

これで明大ペースに展開されると思ったが、一瞬のスキを見逃さず早大が反撃を開始し、2トライを立て続けに許してしまう。「少し気が抜けた部分を早大に突かれた」(右LO亀井茜風・政経4=長崎北陽台)。

だが、21分には早大のスキを突き、空いたスペースに反応したWTB安田がインゴールへ。「悪い雰囲気だったので、あそこでトライを取れてうれしかった」(安田)。その後は早大の反撃が加速し、残り8分の時点では、8点差まで迫られる苦しい展開に。「対応し切れなかったから、あれほどの失点を許してしまった」(FB池戸)。

しかし、勝敗を決める大事な局面で明大が本来の力を発揮する。41分、ゴール前での早大のラックにLO山本嶺がプレッシャーをかけ、途中出場のSH(スクラムハーフ)登根大斗(法3=御所実)がボールを奪い意地のトライ。

「チームの流れを変えるビッグプレーができたのは、本当にうれしい」(登根)。早大の勢いを止めると、最後はルーキーの左WTB海老澤琥珀(情コミ1=報徳学園)がダメ押しトライ。明大の意地を見せつけ、58-38で伝統の一戦を制した。

「これぞ明早戦」(神鳥裕之監督)と評するように、試合を通して前後半で景色の違う戦いが繰り広げられた。前半は早大に流れを渡さず『前へ』を体現したラグビーと鉄壁のディフェンス力を見せつけた。

「帝京大学の悔しい敗戦から、明治のラグビーを本当に突き詰めて、前半は今年一番のラグビーだった」(SO伊藤耕)。後半は早大の反撃に対応し切れずにいたが、最後は明大の意地を見せ、流れを変えることもできた。「全員が必死になって走って流れを断ち切れたのは大きい収穫」(LO山本嶺)。

今後は全国大学選手権で負けられない戦いが続く。「ワンプレーで決まることもあるので、細部までこだわって準備していきたい」(不京大也主務・営4=明大中野八王子)。日本一に向け、明大ラグビー部は『ONE MEIJI』となってさらなる進化を見せていく。

文:井垣友希/写真:廣末直希、安室帆海(明大スポーツ新聞部)

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明大スポーツ新聞部

1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。

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