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ラグビー コラム 2023年11月27日

【ハイライト動画あり】東海大、粘る流経大を退け、 関東大学リーグ戦6連覇達成

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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ラグビー 関東大学リーグ戦2023

【ハイライト動画】流通経済大学 vs. 東海大学

スクラムで優位に立っていた流経大がさらに勢いを増すかと思われたが、勝敗を分けたのは、後半30分過ぎの東海大の判断だった。流経大陣22mライン付近中央のスクラムで、相手の反則でPKを得たが、PGで6点差にする選択はせずトライを狙って攻めたのだ。最初の攻撃ではトライがとれなかったが、さらにPKを得てタッチキック。ラインアウトから交代出場のHO安藤良太(4年)がトライを奪う。武藤が難しいゴールも決めて34-24。
終盤は流経大が攻勢に出てトライを追加したが、最終スコアは34-31。最後まで手に汗握る好ゲームだったが、強気に攻めた東海大がわずかに上回った。

東海大学

これで東海大は6年連続13回目のリーグ戦制覇となり、1999年~2003年の関東学院大の5連覇の記録を抜いた。しかし、木村季由監督、谷口キャプテンともに優勝回数に関する言及は少なかった。それよりも、今年のチームでの優勝、大学選手権での飛躍を大事にしているということだ。谷口キャプテンは「きょうは中盤のペナルティーから自陣に入られて失点した。選手権に向かって良い経験ができた」とコメント。目標の日本一に向けて、この日出た課題の修正を急ぐ。今季の東海大は、チーム目標のほかに「愛し愛されるクラブ」というクラブ目標を掲げている。全部員、スタッフで普段の生活から志高く行動するということだろう。「両方を達成したい」というキャプテンの言葉は力強かった。

文:村上 晃一
村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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