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ラグビー コラム 2023年10月17日

【ハイライト動画あり】イングランド、フィジー渾身の猛攻しのぎきりトップ4入り決める。ラグビーワールドカップ2023準々決勝マッチリポート

ラグビーレポート by 直江 光信
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その後も気迫あふれるファイトを見せたフィジーだったが、イングランドも簡単には主導権を渡さない。34分、ファレルが右中間約30メートルのPGを通して3点を返すと、38分にも同じような位置からPGを追加。21-10とリードを広げて前半を折り返した。

ラグビーワールドカップ2023 フランス大会 準々決勝

【ハイライト動画】イングランド vsフィジー

後半。イングランドは立ち上がりからエンジン全開で攻め込むが、フィジーも厳しいタックルを連発してゴールラインを死守する。その後も互いに厳しい防御でピンチの芽を摘む引き締まった攻防が続いた。

ふたたびスコアが動いたのは54分だ。敵陣に攻め込んだイングランドは、持ち前のパワーを生かしてフィジーを圧迫し、ゴール前でペナルティを誘発。SOファレルがなんなくPGを決め、3点を追加する。

2トライ2ゴール差で迎えたラスト20分。土俵際まで追い込まれたフィジーだったが、ここから真価を発揮する。イングランドの献身的なカバーディフェンスに再三好機を逸しながらも衰えぬ気力で挑み続け、ジリジリと敵陣深くへ前進。そして64分、ハードワークがようやく結実し、CTBワイセア・ナヤザレヴの左ライン際での突進からすばやく逆目に折り返して、途中出場のPRペニ・ラヴァイが豪快に突き抜ける。

これで波に乗ったフィジーは、さらに続くキックオフからWTBセミ・ランドランドラのビッグゲインを起点に一気に敵陣へ。67分、SHシミオネ・クルヴォリの蹴ったPGはポストに当たりノーゴールとなるも、跳ね返ったボールを確保してフェーズを重ね、相手防御を揺さぶる。そしてLOイソア・ナシラシラの中央突破から、外をサポートしたSOヴィリモニ・ボティトゥが一直線にポスト下にトライ。今度はクルヴォリがコンバージョンを決め、ついに24-24の同点に追いついた。

異様な熱気に包まれるスタジアム。勢いは完全にフィジー。しかし数々の修羅場をくぐり抜けてきたイングランドは、この窮地にも動じなかった。続くターンから着実に敵陣22メートル線内に攻め込むと、フィジーディフェンスの意識が分散したところで72分にSOファレルが判断よくDGを成功。残り8分で3点のリードを奪う。

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