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ラグビー コラム 2023年10月9日

盤石のアイルランド、スコットランドの気迫みなぎる挑戦退け1位通過決める。ラグビーワールドカップ2023、プールB最終節レビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
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10月14日の準々決勝(日本時間15日04時キックオフ@サンドニ)で対峙するのは、プールA2位のニュージーランド。2019年の日本大会でも準々決勝で顔を合わせ、14-46で完敗を喫している因縁の相手だ。イタリアを96-17と圧倒するなどここにきて調子を上げてきている印象だが、南アフリカ、スコットランドとの試練を乗り越えた今のアイルランドは、まちがいなく勝利に手の届く実力を備えたチームといえる。過去何度も挑みながら跳ね返されてきたクウォーターファイナルの壁をついに突破するのか、世界中の視線が注がれる大一番になるだろう。

一方、2大会連続のプールマッチ敗退となったスコットランド。この試合にかける強い意気込みはプレーの随所から伝わってきたが、序盤のフィジカルバトルで後手に回り、追いかける展開を強いられる中でキャプテンが早い時間帯に負傷退場したのは痛かった。世界ランキング5位の実力者がこの段階で姿を消すのは抽選の不運を嘆くほかないが、終盤に2トライを返し意地は示した。これほどのチームが、ノックアウトステージの舞台に立つことなく大会を後にする――。ワールドカップの厳しさを痛感する試合だった。

文:直江 光信

直江 光信

スポーツライター。1975年熊本市生まれ。熊本高校→早稲田大学卒。熊本高校でラグビーを始め、3年時には花園に出場した。著書に「早稲田ラグビー 進化への闘争」(講談社)。現在、ラグビーマガジンを中心にフリーランスの記者として活動している。

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