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ラグビー コラム 2023年9月18日

【ハイライト動画あり】日本代表、ゲームプラン遂行もイングランドに悔しい敗戦。ラグビーワールドカップ

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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日本代表は後半20分までは善戦したが、「ラグビーの母国」イングランド代表にプレッシャーを受けて、自陣からなかなか脱出できず、それがそのままスコアボードに反映された形となってしまった。

日本代表のジェイミー・ジョセフHCは、「私たちのプランを遂行しようとした選手たちを誇りに思う。キッキングゲームではイングランドを驚かせた部分もあったし、相手にプレッシャーをかけてチャンスを作った。そこから学んだのは、自分たちが作ったチャンスをものにできなかったということだ。ミスが多すぎた」。

「残念なことだが、選手たちはこの1週間、非常にモチベーション高く、これ以上ないほど努力をしてくれた。ここからまた次のステップが始まる。まだ改善の余地はある。多くのプレッシャーに対処できたことは、次のサモア戦とアルゼンチン戦につながる重要な収穫だ」と振り返った。

姫野和樹キャプテン

初めてキャプテンとしてワールドカップの舞台に立った姫野は「FWパックもそうだが、チームの努力を誇りに思うし、全員が100%の力を、ベストのパフォーマンスを出してくれた」。

「トライを取れなかったのは残念だが、自分たちのプランニングを出せたことは大きかった。率直に悔しい気持ちが大きい。ただ、次にサモア、アルゼンチン戦があり、下を向く時間はない。ワールドカップが終わったわけではないので、しっかりとした準備をしたい」と先を見据えた。

連勝したイングランド代表のボースウィックHCは「選手たちはすごくよくやってくれたて、この結果が得られた。日本代表は37回もキックを蹴ったし、(湿気の多い)この状況はとてもチャレンジングだった。選手たちは(ボーナスポイントの)4トライを挙げられたし、最後の20分はチームを加速する必要があったが、選手達はそれをやってくれた」とチームの努力を称えた。

トライも挙げたゲームキャプテンのFLローズは「日本は素晴らしかった。試合前から日本が激しい戦いをしてくるのは予想していたが、まさにその通りのタフなチャレンジだった。今夜はコンタクトする前から、ボールが滑っているのを感じた。暑くて湿度が高かった。自分たちの攻撃の良さを垣間見せられたと思う。大会後半には、すべてがうまくいくことを期待している」と話した。

開幕から連勝のイングランド代表は、9月23日にリールでチリ代表と対戦し、勝利すればベスト8が大きく近づく。一方、1勝1敗としてベスト8進出に向けてもう負けられない日本代表は、28日にサモア代表とトゥールーズで激突する。

文:斉藤健仁/Photo by S.IDA

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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